特許
J-GLOBAL ID:200903072801736366

巻線装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-062690
公開番号(公開出願番号):特開2000-262020
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 素線の巻始め部を巻枠に確実に保持する。【解決手段】 同一軸線上で同期回転する第1主軸24および第2主軸26が、巻枠28およびグリッパー60を把持する。巻枠28上の素線巻始め部の通り道に、グリップ隙間としての楔開口52が設けられている。グリップ隙間にグリッパー60が押し込まれる。グリッパー60と巻枠28の両側に楔面が設けられている。楔作用によりグリッパー60が素線を巻枠に強力に押さえつける。素線が巻枠に確実に保持され、素線のスリップとそれに伴う形状不良や被膜損傷が防止され、生産性の向上が図れる。
請求項(抜粋):
成形目標のコイル形状に対応する巻枠に素線の巻始め部を保持し、前記巻枠に素線を巻き付けてコイルを形成する巻線装置において、前記巻枠に対して所定のグリップ移動方向に相対的に移動可能なグリップ部材と、前記巻枠上の素線巻始め部の通り道に設けられ、前記グリップ部材が前記グリップ移動方向に挿入されるグリップ隙間を有するグリップ受部と、前記グリップ部材を前記グリップ移動方向に移動して、前記グリップ隙間に前記グリップ部材および素線巻始め部が介在する状態で前記グリップ部材を前記グリップ隙間に押し込むグリップ移動手段と、前記グリップ部材および前記グリップ受部の接触部の少なくとも一方に設けられ、前記グリップ移動方向に対して傾斜した楔面であって、前記グリップ部材の前記グリップ移動方向の推力から前記巻枠に素線を押さえつける素線グリップ力を得られる傾斜角の楔面と、を含むことを特徴とする巻線装置。
Fターム (12件):
5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615PP08 ,  5H615PP13 ,  5H615PP14 ,  5H615PP15 ,  5H615QQ02 ,  5H615QQ19 ,  5H615QQ26 ,  5H615QQ27 ,  5H615SS02 ,  5H615SS10

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