特許
J-GLOBAL ID:200903072803557388
生体信号解析装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-021185
公開番号(公開出願番号):特開平10-216096
出願日: 1997年02月04日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 生体信号の変化点を高精度に検出する【解決手段】 5オクターブ分割による5つのスケールに対応するウェーブレット変換係数を算出し(S2)、ウェーブレット変換係数の極大値あるいは極小値を求め、最も大きいスケールから各スケールに対応する極大(小)値を用い係数ピーク列を求め(S3)、係数ピーク列の少なくとも連続する2点の間隔があらかじめ定められた閾値以内かの判定を行う(S4)。選択された係数ピーク列において、少なくとも1つ以上の各スケールのウェーブレット変換係数の大きさ或いは符号を比較して選択された係数ピーク列を生体信号の変化点であるか否かを判断し(S5)、生体信号の変化点として格納し(S6)、格納されている生体信号の変化点の中で、係数ピーク列の連続する2点の間隔と、各スケールのウェーブレット変換係数とを用いて冗長な生体信号の変化点を除去する(S7)。
請求項(抜粋):
生体信号を取り込んでディジタル信号に変換するA/D変換手段と、前記A/D変換手段によりディジタル化された生体信号に対しウェーブレット変換を施し、各スケールに対応するウェーブレット変換係数を算出する離散ウェーブレット変換手段と、前記ウェーブレット変換係数のうち少なくとも1つ以上のスケールを用い、変換係数の特徴抽出を行い、各スケール間に対応するウェーブレット変換係数(以後、係数ピーク列と呼ぶ)を求める特徴抽出手段と、前記特徴抽出手段により得られた係数ピーク列のうち、少なくとも連続する2点の間隔があらかじめ定められた閾値以内かの判定を行う間隔判定手段と、前記間隔判定手段により選択された係数ピーク列において、少なくとも1つ以上の各スケールのウェーブレット変換係数の大きさ或いは符号を比較して選択された係数ピーク列を生体信号の変化点であるか否かを判断する係数比較手段と、前記係数比較手段により判断された係数ピーク列を生体信号の変化点として格納する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている生体信号の変化点の中で、係数ピーク列の連続する2点の間隔と、各スケールのウェーブレット変換係数とを用いて冗長な生体信号の変化点を除去する冗長除去手段と、前記冗長除去手段により除去されずに残った生体信号の変化点を出力し、表示する出力表示手段と、を備えたことを特徴とする生体信号解析装置。
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