特許
J-GLOBAL ID:200903072807870617
自己ロツク継手特に矯正継手
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中平 治
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-505492
公開番号(公開出願番号):特表平9-500801
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1997年01月28日
要約:
【要約】本発明により、僅かな力でロツク解除可能な自己ロツク継手特に矯正継手が提供されて、障害のある患者でもロツク解除できるようにする。このため接続片(1,2)が曲線切欠き(5,6)を持ち、両方の曲線切欠き(5,6)内に案内されかつこれらの曲線切欠き(5,6)の中心線(10,11)の交点に軸線を持つ転動体(7)が、一方の接続片(1,2)に対する他方の接続片の回転運動の除、曲線切欠き(5,6)の中心線(10,11)に沿つて自由に動かされるように、これらの曲線切欠き(5,6)が角をなして交差し、中心線(10,11)の交点においてこれらの中心線に接する仮想接線のなす角(α)が零に近くなり、両方の曲線切欠き(5,6)の曲率円の中心を結ぶ線がロツク位置にある交差又は接触点において継手の回転軸線(4)を通らない時に、継手の自己ロツクによるロツク状態が得られる。
請求項(抜粋):
1 回転軸線を介して結合される2つの接続片から成る自己ロツク継手において、それぞれの接続片(1,2)が曲線切欠き(5,6)を持ち、両方の曲線切欠き(5,6)内に案内されかつこれらの曲線切欠き(5,6)の中心線(10,11)の交点に軸線を持つ転動体(7)が、一方の接続片(1,2)に対する他方の接続片の回転運動の際、曲線切欠き(5,6)の中心線(10,11)に沿つて自由に動かされるように、これらの曲線切欠き(5,6)が角をなして交差し、中心線(10,11)の交点においてこれらの中心線(10,11)に接する仮想接線のなす角(α)が零もつぱらり、両方の曲線切欠き(5,6)の曲率円の中心を結ぶ線がロツク位置にある交差又は接触点において継手の回転軸線(4)を通らない時に、継手の自己ロツクによるロツク状態が得られることを特徴とする、自己ロツク継手特に矯正継手。2 ロツク解除状態からロツク状態への接続片の相対運動の際、転動体(7)へ作用する力が、得られたロツク位置を保持しかつ確保することを特徴とする、請求項1に記載の自己ロツク継手。3 曲線切欠き(5,6)が円弧軌道の一部であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の自己ロツク継手。4 曲線切欠き(5,6)が曲線スリツトとして構成されていることを特徴とする、請求項1及び2の1つに記載の自己ロツク継手。5 回転軸線を介して結合される2つの接続片から成る自己ロツク継手において、2つの連結棒(16,17)を一端で枢着する支点(18)が設けられ、これらの連結棒(16,17)が他端を回転軸線(4)に一致しない支点(20,21)で両方の接続片(1,2)にそれぞれ枢着され、継手のロツク状態で両方の連結棒のうち1つが、このロツク状態で両方の連結棒(16,17)がほぼ平行な位置又はほぼ平行な位置をとるように配置されているストツパ(12)に当ることを特徴とする、自己ロツク継手特に矯正継手。6 ロツク解除状態からロツク状態への両方の連結棒(16,17)の相対運動の際、これらの連結棒(16,17)の一方又は両方へ作用する力が、得られたロツク位置を保持しかつ確保することを特徴とする、請求項5に記載の自己ロツク継手。7 ストツパ(12)が調節可能であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の自己ロツク継手。8 両方の曲線切欠き(5,6)のうち1つが連結棒(16,17)に代えられて、この連結棒の一端が対応する接続片(1,2)に枢着され、この連結棒の他端が他方の接続片にある曲線切欠き内に転動体又は摺動体を介して案内されていることを特徴とする、謂求項1ないし4の1つ又は請求項5ないし7の1つに記載の自己ロツク継手。
前のページに戻る