特許
J-GLOBAL ID:200903072810785094

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 橋本 剛 ,  小林 博通 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-008951
公開番号(公開出願番号):特開2004-218587
出願日: 2003年01月17日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】駆動回転体と従動回転体の組付角を最遅角位置と最進角位置の間の角度位置で確実にロックできるようにして、速やかな機関始動を実現する。【解決手段】スプロケット3とカムシャフト1の間に、第1回動機構5と第2回動機構6を直列にして介装する。第1回動機構5には、最遅角位置でロック可能な第1ロック機構を設け、第2回動機構6には、最進角位置でロック可能な第2ロック機構47を設ける。第1回動機構5は基本的に油圧で回動制御し、機関停止時には交番トルクで最遅角位置に戻す。第2回動機構6は交番トルクのみで回動させる。クランキング時には、第1回動機構5は最遅角側で既にロックされており、第2回動機構6は最進角位置まで変位したところでロック機構47によってロックされる。このとき、第1回動機構5が最遅角位置とされ、第2回動機構6が進角側に戻されるため、全体として組付角は中間位置となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関のクランクシャフトによって回転駆動される駆動回転体と、カムシャフト若しくは同シャフトに結合された別体部材から成り、前記駆動回転体が必要に応じて相対回動できるように組み付けられた従動回転体と、前記駆動回転体と従動回転体を相対回動させて両者の組付角を操作する組付角変更手段と、前記組付角変更手段を機関始動に適した組付角位置でロック可能な拘束手段と、を備え、前記機関始動に適した組付角が最遅角位置と最進角位置の間に設定されている内燃機関のバルブタイミング制御装置において、 前記組付角変更手段を、回動範囲が夫々所定角度に規制され相互に直列に連結された第1回動機構と第2回動機構を備えた構成とし、 前記拘束手段を、第1回動機構の回動位置を最遅角位置と最進角位置の一方側でロック可能な第1ロック機構と、第2回動機構の回動位置を最遅角位置と最進角位置の他方側でロック可能な第2ロック機構を備えた構成とし、 前記第1ロック機構と第2ロック機構によって前記両回動機構を相反位置でロックして、駆動回転体と従動回転体の組付角を機関始動に適した角度位置に維持することを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (1件):
F01L1/34
FI (1件):
F01L1/34 E
Fターム (14件):
3G018BA33 ,  3G018CA20 ,  3G018DA18 ,  3G018DA25 ,  3G018DA26 ,  3G018DA72 ,  3G018DA73 ,  3G018DA85 ,  3G018EA21 ,  3G018EA35 ,  3G018FA07 ,  3G018GA02 ,  3G018GA11 ,  3G018GA14
引用特許:
審査官引用 (5件)
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