特許
J-GLOBAL ID:200903072811690348

房毛加工を施した刺繍

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-156610
公開番号(公開出願番号):特開平11-315466
出願日: 1998年04月28日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】本発明は、房毛加工を施した刺繍にて構成されたワッペン、キャラクター商品を提供する。【解決手段】従来のワッペンやキャラクター製品等の刺繍は刺繍糸が生地に密着して平面的で平凡であるのに対し、房毛をたたせた部分を組合わせ、立体感をもたせた高級感覚のワッペンやキャラクター製品等を、現代人に好まれる現代感覚の刺繍の提供を目的とするものである。本発明は、図1(A)に示すように、従来の刺繍糸2aを刺繍糸1a-a、1a-b、1a-cのように短くし、互いの結節点、即ち、1d-a、1e-aの配置をランダムにする方法を採用し、裏面糸を熱加工により接着固定した後、刺繍糸1a-a、1a-b、1a-cの中央部等を用具にて手作業により、慎重にカット起毛し、房毛9がランダムに生えるように形成する手段を講じた。
請求項(抜粋):
生地(4b)の表面に刺繍する従来の方式の刺繍糸(2a)と異なり、刺繍するピッチを短縮し、刺繍糸(1a-a)、(1a-b)、(1a-c)等の状態に生地(4a)の表面に分割刺繍して、裏面を下糸(3a)にて絡め綴じたのち、裏面を直接に、または、ナイロン又はポリウレタン系ホットメルトフイルムのシートを挟んで同時に刺繍した後、該シートを加熱し、更にプレス加工して固着し、カット用具の先端部(6)を、刺繍された糸(1a-a)等と生地(4a)との隙間に手作業にて挿入して、刃金(8)にて中央部をカットすることにより、刺繍糸(1a-a、1a-b、1a-c)等を全面的に生地(4a)の表面に房毛(9)のように該刺繍糸(1a)等を起毛したことを特徴とするワッペンやキャラクター商品等の構造。

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