特許

J-GLOBAL ID：200903072818535194

軽油組成物

発明者： 金子 タカシ ,  那須野 一八 ,  福田 一樹
出願人/特許権者： 新日本石油株式会社
代理人 (1件)： 森田 順之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-233985
公開番号（公開出願番号）：特開2004-075723
出願日： 2002年08月09日
公開日（公表日）： 2004年03月11日
要約：

【課題】硫黄分50質量ppm以下の低硫黄軽油において、低温でのフィルタ閉塞を起こさないとともに、実用性能や排出ガス浄化性能を満足する軽油組成物を提供する。【解決手段】硫黄分が50質量ppm以下、徐冷曇り点(X)が-10.0°C〜0.0°C、組成物中の炭素数20〜27のノルマルパラフィン含有量から求めた線形回帰直線の傾き(Y)が0.25以下であり、下記式(1)で表される係数(Z)が2.0以下、組成物中の炭素数27のノルマルパラフィンの含有量が0.003質量%以上、流動点が-7.5°C以下、目詰まり点が-5°C以下、セタン指数が45.0以上、30°Cにおける動粘度が2.5〜6.0mm2/s、90%留出温度が350°C以下、HFRRのWS1.4値が460μm以下、引火点が50°C以上および10%残油の残留炭素分が0.1質量%以下である軽油組成物とすることにより前記課題が達成できる。Z=(X+10)×(1.5708×Y+0.0129)【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

硫黄分が50質量ppm以下、徐冷曇り点(X)が-10.0°C〜0.0°C、組成物中の炭素数20〜27のノルマルパラフィン含有量から求めた線形回帰直線の傾き(Y)が0.25以下であり、下記式(1)で表される係数(Z)が2.0以下、組成物中の炭素数27のノルマルパラフィンの含有量が0.003質量%以上、流動点が-7.5°C以下、目詰まり点が-5°C以下、セタン指数が45.0以上、30°Cにおける動粘度が2.5〜6.0mm2/s、90%留出温度が350°C以下、HFRRのWS1.4値が460μm以下、引火点が50°C以上および10%残油の残留炭素分が0.1質量%以下であることを特徴とする軽油組成物。 Z=(X+10)×(1.5708×Y+0.0129) (1) (式中、Xは組成物の徐冷曇り点、Yは組成物中の炭素数20〜27のノルマルパラフィン含有量から求めた線形回帰直線の傾きを表す。)

IPC (1件)：

C10L1/08

FI (1件)：

C10L1/08