特許
J-GLOBAL ID:200903072819980469

廃水中の陰イオン界面活性剤の除去

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-316273
公開番号(公開出願番号):特開平11-128948
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 廃水中の陰イオン界面活性剤の除去を小規模な施設で行うための新規処理法。【解決手段】 本発明は、廃水中の合成陰イオン界面活性剤を、比較的小規模な施設で簡便に行うための方法に関するものである。第1の方法は陰極室内に陰イオン界面活性剤と塩化ナトリウムを含む水溶液を入れ、陽極室内に塩化ナトリウム水溶液を入れて、両室の間にセロハン膜などの隔膜を置き、鉄網を陽極、炭素を陰極に用いて直流電流を通じる方法である。これによって陰極室内の陰イオン界面活性剤は陽極室内に移動し、ここで生じた鉄イオンと結合して沈殿除去される。第2の方法はカチオン性色素と陰イオン界面活性剤を水溶液中で結合させ、これをシリカゲルに代表される吸着性の固体中に通じることによって陰イオン界面活性剤を除去する方法、またはカチオン性色素をあらかじめ吸着性の固体に担持あせた後、陰イオン界面活性剤を含む水溶液を通じてこれを除去する方法である。これらの方法を用いることにより、比較的小規模な施設で簡便に廃水中の陰イオン界面活性剤を処理できる。
請求項(抜粋):
金属陽極を用いる隔膜二室直流電解により陰イオン界面活性剤を陽極室に移動させた上で、電極反応によって生じた金属陽イオンに結合させ、これを沈殿させることによって陰イオン界面活性剤を水溶液中から除去する処理方法。
IPC (4件):
C02F 1/463 ,  C02F 1/465 ,  C02F 1/28 ,  C02F 1/58
FI (3件):
C02F 1/46 102 ,  C02F 1/28 A ,  C02F 1/58 C

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