特許
J-GLOBAL ID:200903072837078055

遠心圧縮機の保護方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003246
公開番号(公開出願番号):特開平9-195982
出願日: 1996年01月11日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 遠心圧縮機をサージから保護する遠心圧縮機の保護方法を提供する。【解決手段】 圧力検出器9で検出される第2段圧縮機5の吐出圧力の一定時間内における単位時間毎の変化率を演算機部10aで演算し、これら変化率とサージが発生する圧力変化率の上限許容値である基準値との大小を判定器部10bで絶対値で比較し、一定時間内に計数される基準値よりも大きな変化率が所定の回数以上になるとサージが発生すると判定されて、制御器部10cによりアンロード弁8がアンロードされ、アンロード後の一定時間内に計数される基準値よりも大きな変化率が所定の回数以上あるときは、アンロード弁8が故障していてアンロードされていないと判定されて、制御器部10cにより第1,2段圧縮機の運転が停止されるので、例えアンロード弁8が故障していたとしても、遠心圧縮機がサージから保護される。
請求項(抜粋):
圧力検出手段で検出される圧力検出値から、予め設定された一定時間内における単位時間毎の吐出圧力の負の変化率を演算し、これら変化率のそれぞれと予め設定した基準値との大小を絶対値で比較して、変化率が基準値よりも小さいか、或いは一定時間内で計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数よりも少なく、サージが発生しないと判定されたときには遠心圧縮機の運転を継続し、一定時間内で計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数以上でサージが発生すると判定されたときにはアンロード弁を調整すると同時に、アンロード弁調整後の予め設定した一定時間内における吐出圧力の変化率を演算し、一定時間経過したにもかかわらず、一定時間内で計数される基準値よりも大きな変化率の数が所定数以上のときには遠心圧縮機の運転を停止させることを特徴とする遠心圧縮機の保護方法。
IPC (2件):
F04D 27/02 ,  G05B 23/02 302
FI (2件):
F04D 27/02 D ,  G05B 23/02 302 V

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