特許
J-GLOBAL ID:200903072843555540

スパイラル型分離膜エレメント

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-015509
公開番号(公開出願番号):特開平5-208120
出願日: 1992年01月30日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】本発明においては、従来のI型分離膜エレメントにおいて水質維持の面で大きな問題となっている異常滞留部を解消しつつ、また、従来のIL型分離膜エレメントにおいて分離性能低下の要因となる供給液のショートパスを防ぐことを目的とする。【構成】封筒状の分離膜をネット状流路材とともに多孔質中心管のまわりに巻囲してなるスパイラル型分離膜エレメントにおいて、原水供給口を該エレメントの一側面と外周面の一部に設けるとともに、該エレメント内の処理水出口を原水供給口の他方の側面に設けたことを特徴とするもの【効果】本発明において、原液の供給口を側面と外周面の一部に設けることにより、従来のスパイラル型分離膜モジュールで問題とされていた異常滞留部による水質低下と供給液のショートパスによる分離性能低下を防止することができる。さらに、場合によっては処理水出口を中心管から一部のみにすることにより、また、外周面の原液供給口の開口率を調節することにより、性能の維持をはかることもできる。
請求項(抜粋):
封筒状の分離膜をネット状流路材とともに多孔質中心管のまわりに巻囲してなるスパイラル型分離膜エレメントにおいて、原水供給口を該エレメントの一側面と外周面の一部に設けるとともに、原水出口を原水供給口の他方の側面に設けたことを特徴とするスパイラル型分離膜エレメント。

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