特許
J-GLOBAL ID:200903072845033605

非観血的血液成分モニタ方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-530139
公開番号(公開出願番号):特表2002-501803
出願日: 1999年02月05日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】本発明は、経皮的、非観血的かつ連続的にヘマトクリット値を含む生物学的成分量を決定するシステムである。指クリップ組立体(6)が、送信モード、反射モードのいずれかで作動できるように適切に配置した、少なくとも1対のエミッタと、フォトダイオードとを包含する。少なくとも1つの所定波長の光を、指、耳朶、頭皮などの身体組織(7)を通して送り、そして、その波長での光の減衰を検出する。同様に、血流における変化を、光学法、圧力法、ピエゾ法、ひずみゲージ法を含む種々の技術によって決定する。検知した値の数学的な操作で、身体組織、流体の影響を補正し、ヘマトクリット値を決定する。オキシヘモグロビンおよびヘモグロビン低下量によってほぼ異なった状態で光を減衰する付加的な光の波長を使用した場合、血液酸素飽和値を、ヘマトクリット値とは無関係に、決定することができる。さらに、光の追加の波長が使用される、それはビリルビン(440nm)またはブドウ糖(1060nm)により光をかなり減衰させる付加的な光の波長を用いた場合、ビリルビン値またはブドウ糖値も決定することができる。また、2ステップDC分析技術でのヘマトクリット値の決定もここには開示されている。
請求項(抜粋):
患者の血液の所望生物学的成分濃度を決定する方法であって、血液が患者の身体部分内で拍動しながら流れていて、身体部分における経皮検査を受けやすくなっており、身体部分が血液導管を構成している方法において、(a)血液が流れている血液導管を血液導管レシーバ内に配置する段階と、(b)導管レシーバ手段内に設置した放射線発生器を使用して血液導管内を流れている血液に放射線を向ける段階であり、前記放射線が、或る放射線波長で第1放射線量をからなる有向放射線を構成し、この放射線が、血液導管内を流れている血液に向けられたときに、(A)流れている血液における所望生物学的成分濃度と共に変化する第1の減衰値を有し、(B)流れている血液における所望生物学的成分以外の成分の濃度と共に変化する第2の減衰値であり、前記第1の減衰値より少なくとも10分の1小さい第2の減衰値を有し、そして、(c)前記血液導管レシーバ内に設置した放射線検出器を用いて血液導管およびその中を流れている血液の両方を通過する前記有向放射線部分を検知する段階であり、前記有向放射線の前記検知された部分が放射線波長で第2の放射線量を含んでいる段階と、(d)前記血液導管レシーバ内に設置したエネルギ変換器を使用して血液導管内に流れている血液からエネルギを検知する段階であり、前記エネルギが、血液導管内に流れている血液から検知されたとき、拍動性血液の正規化変化と共に変化する阿達を有するエネルギ量からなる段階と、(e)所望生物学的成分濃度を決定するために第2量の放射線、変換エネルギについてのみ操作を行う段階とを包含することを特徴とする方法。
Fターム (9件):
4C038KK00 ,  4C038KK01 ,  4C038KK10 ,  4C038KL00 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KM00 ,  4C038KX02 ,  4C038KY03
引用特許:
審査官引用 (3件)

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