特許
J-GLOBAL ID:200903072855066889

湿式排煙処理方法と湿式排煙処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-058022
公開番号(公開出願番号):特開平6-246128
出願日: 1993年02月24日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】 高脱硫率で簡易かつ経済的に排煙を処理し、既設火力発電所でも容易に採用できるような湿式排煙処理方法と湿式排煙処理装置を提供する。【構成】 装置10は、導入排ガスに吸収液を分散して冷却、除塵する冷却手段34を有する冷却領域18と、冷却、除塵された排ガスを導入し、吸収液と気液接触させる反応槽20、22、24を備えた脱硫領域19と、冷却領域から吸収液を反応槽24に回収すると共に収容している吸収液を冷却手段に送る循環手段51と、第1反応槽20から順次次の反応槽に吸収液を流出させる堰板28、30と、吸収液を調製するための吸収剤を供給する供給手段16と、酸素含有ガス導入手段50とを備え、吸収酸化により排ガスを脱硫し、硫黄成分を硫酸塩として固定し、第3反応槽から吸収液と共に抜き出すようにした。
請求項(抜粋):
吸収液を噴霧状に分散して排ガスと気液接触させ、排ガスを冷却、除塵する第1工程と、pH3・0〜4・5の脱硫能を有する吸収液を収容した一の反応槽に前記第1工程を経た排ガスの一部を送入し、かつpH4.5〜7.0の脱硫能を有する吸収液を収容した前記一の反応槽以外の少なくとも1個の反応槽に前記排ガスの残部を送入し、少なくとも前記一の反応槽に酸素含有ガスを導入しつつ、送入した排ガスをそれぞれ前記pH3・0〜4・5の脱硫能を有する吸収液及び前記pH4.5〜7.0の脱硫能を有する吸収液と気液接触させて脱硫する第2工程とを備え更に、第1工程で使用した吸収液を回収して前記一の反応槽に収容すると共に前記一の反応槽に収容された吸収液を第1工程で噴霧状に分散し、前記一の反応槽以外の反応槽のいずれかから次の反応槽に順次に吸収液を流出させるようにしたことを特徴とする湿式排煙処理方法。
IPC (2件):
B01D 53/34 125 ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭50-017318
  • 特開昭63-137735
  • 特開平3-262510
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-234878
  • 特公昭50-017318
  • 特開昭63-019755
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