特許
J-GLOBAL ID:200903072864394350

面内異方性が小さくかつ加工性に優れる缶用冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320752
公開番号(公開出願番号):特開平7-228925
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【構成】C: 0.004wt%以下、Mn: 0.05 〜0.5 wt%、P: 0.02 wt%以下、Al: 0.005〜0.07wt%、N: 0.004wt%以下、Nb: 0.001〜 0.018wt%を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる連続鋳造スラブに、仕上げ圧延終了温度がAr3変態点以上の熱間圧延を施したのち、450 〜700 °Cの温度域で巻き取り、次いで、再結晶温度以上で行う連続焼鈍を挟んで、88%≦CR1 +0.36×CR2 ≦105 %{ CR1:一次冷間圧延の圧下率(%),CR2:二次冷間圧延の圧下率(%)}の条件を満足する圧下率にて一次冷間圧延及び二次冷間圧延を行う。【効果】任意の調質度において2ピース缶に製缶した際の耳発生量が小さく、加工性が良好な缶用冷延鋼板を歩留りよく製造することができ、生産性の改善を図ることもできる。
請求項(抜粋):
C: 0.004wt%以下、 Mn: 0.05 〜0.5 wt%、P: 0.02 wt%以下、 Al: 0.005〜0.07wt%、N: 0.004wt%以下、 Nb: 0.001〜 0.018wt%、を含有し、残部Fe及び不可避的不純物よりなる連続鋳造スラブに、仕上げ圧延終了温度がAr3変態点以上の熱間圧延を施したのち、450 〜700 °Cの温度域で巻き取り、次いで、再結晶温度以上で行う連続焼鈍を挟んで下記の条件を満足する圧下率にて一次冷間圧延及び二次冷間圧延を行うことを特徴とする面内異方性が小さく加工性に優れる缶用冷延鋼板の製造方法。記88 ≦ CR1+0.36×CR2 ≦105ここに、CR1 :一次冷間圧延の圧下率(%)CR2 :二次冷間圧延の圧下率(%)
IPC (4件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 特公平1-052451
  • 特開平2-197523
  • 特開平4-168217
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