特許

J-GLOBAL ID：200903072865816207

蒸気負荷の急激な増加に対応することのできる多缶設置ボイラシステム

発明者： 田渕 靖 ,  横山 由貴子
出願人/特許権者： 株式会社サムソン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-271480
公開番号（公開出願番号）：特開2001-090903
出願日： 1999年09月27日
公開日（公表日）： 2001年04月03日
要約：

【要約】【課題】 多缶設置ボイラにおいて、蒸気負荷の急激な増加があっても蒸気供給に支障を生じさせないようにする。【解決手段】 複数台のボイラ1を設置した多缶設置システムであって、蒸気集合部での蒸気圧力を検出する圧力検出器6と、蒸気負荷に応じてボイラの燃焼台数を制御する台数制御装置3を有し、台数制御装置3は、検出される蒸気圧力値と設定しておいた燃焼状態に基づいて台数制御を行うものであって、台数制御装置には、通常時での蒸気圧力値に対応する各ボイラの燃焼状態である通常時燃焼状態と、蒸気負荷急増時での蒸気圧力値に対する各ボイラの燃焼状態である負荷急増時燃焼状態をそれぞれ設定しておき、台数制御装置3は蒸気負荷の急増前に、通常時燃焼状態に基づく台数制御から負荷急増時燃焼状態に基づく台数制御に変更する。

請求項（抜粋）：

複数台のボイラを設置し、個々のボイラで発生させた蒸気を集合させて蒸気使用機器へ送っており、蒸気集合部での蒸気圧力を検出する圧力検出器と、蒸気負荷に応じてボイラの燃焼台数を制御する台数制御装置を有する多缶設置ボイラシステムであり、台数制御装置は、蒸気圧力値に対応する各ボイラの燃焼状態を設定しておき、圧力検出器にて検出される蒸気圧力値と設定しておいた燃焼状態に基づいて台数制御を行うものであって、台数制御装置には、通常時での蒸気圧力値に対応する各ボイラの燃焼状態である通常時燃焼状態と、蒸気負荷急増時での蒸気圧力値に対する各ボイラの燃焼状態である負荷急増時燃焼状態をそれぞれ設定しておき、台数制御装置は蒸気負荷の急増前に、通常時燃焼状態に基づく台数制御から負荷急増時燃焼状態に基づく台数制御に変更するものであることを特徴とする蒸気負荷の急激な増加に対応することのできる多缶設置ボイラシステム。

Fターム (6件)：

3L021AA05 ,  3L021BA08 ,  3L021CA06 ,  3L021DA04 ,  3L021EA04 ,  3L021FA21