特許
J-GLOBAL ID:200903072867812721

車両用定速走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-108656
公開番号(公開出願番号):特開平7-315074
出願日: 1994年05月23日
公開日(公表日): 1995年12月05日
要約:
【要約】【目的】 定速走行時に急な降坂路に入った場合の小刻みなフューエルカットサージを防止して乗員の体感性を改良する。【構成】 急な下り坂に入って燃料カットの可能性が高い条件(ステップ503)となるとステップ505で直ちにスロットル開度を少し開け、アイドルスイッチをオフするので、実際に電子制御燃料噴射装置が燃料カット処理に入るのを防止できる。したがって車速は直ちに低下することなく上昇し、しかもステップ507のデューティ設定においてはスロットル開度の閉側への調節が不感帯の拡大で鈍化されているので、スロットル開度は変化せず、車速Vnの上昇はしばらくは継続してから減少する。このことにより、以後、急な下り坂が終了するまで、周期の大きい車速変化を繰り返す。このようにフューエルカットサージによる車速の変動周期が大きくなるので体感性は低下しない。
請求項(抜粋):
燃料カット条件になった場合に内燃機関への燃料供給を停止する燃料カット制御装置を搭載する車両に設けられ、車両の走行速度を検出する車速検出手段と、定速走行制御時に、上記車速検出手段にて検出された車速と目標走行速度との偏差に基づいて、車速を目標走行速度に一致させるように上記内燃機関の駆動力を調節する駆動力調節手段と、を備えた車両用定速走行制御装置であって、更に、燃料カット条件または燃料カットの可能性が高い条件になったか否かを検出する燃料カット条件検出手段と、定速走行制御時に上記燃料カット条件検出手段にて燃料カット条件または燃料カットの可能性が高い条件になったと判定された場合に、上記駆動力調節手段による駆動力の調節を鈍くさせる調節鈍化手段と、を備えたことを特徴とする車両用定速走行制御装置。
IPC (3件):
B60K 31/00 ,  F02D 9/02 ,  F02D 29/02 301
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-135334
  • 特開平3-090438
  • 特開昭63-180529

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