特許
J-GLOBAL ID:200903072877224062

油圧駆動装置及び油圧駆動装置用定比減圧弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河内 潤二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130525
公開番号(公開出願番号):特開平9-296803
出願日: 1996年04月30日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】 油圧ショベルの旋回モータ等の一部の微操作性を向上させ、その他のアクチュエータの速度を低下させず作業能率の低下することのない油圧駆動装置及び油圧駆動装置用定比減圧弁を提供。【解決手段】 圧力補償弁4,5の開き方向に2つの受圧面積を持ち、一方に負荷圧力14,15を、他方に最高負荷圧力16とポンプ吐出圧力3との差圧の二次圧力32を作用させ、該作用力に対抗して、方向制御弁上流側6,7の圧力を作用させるようにした圧力補償弁を用いた油圧駆動装置において、特に微操作性が要求されるアクチュエータ10用の圧力補償弁4に作用する二次圧力を定比減圧弁41を介して減圧作用させ、定比減圧弁の作動を切換弁46を用いて切り換える。
請求項(抜粋):
可変ポンプと、該可変ポンプの吐出する圧油によって駆動される複数の油圧アクチュエータと、該複数の油圧アクチュエータに流入する圧油をそれぞれ制御可能にされた流量調整機能を有する方向制御弁と、複数の前記方向制御弁の圧力補償をそれぞれ可能にする圧力補償弁と、前記可変ポンプ吐出圧力と前記複数の油圧アクチュエータの最高負荷圧力との差圧に比例した二次圧力を出力する手段と、を備え、前記圧力補償弁は前記方向制御弁の上流側に設けられ、該圧力補償弁の下流側の圧力でもって閉じ方向に作用させ、さらに、前記方向制御弁の下流側のアクチュエータの負荷圧力及び前記二次圧力がそれぞれ開き方向に独立して作用するようにされている油圧駆動装置において、微操作性が要求される特定のアクチュエータの圧力補償弁を開き方向に作用させる前記二次圧力の導入口と前記二次圧力の油路間に前記二次圧力を入口ポートに導入し、二次圧力を出力又は二次圧力を一定の比率で減圧出力することを選択可能にされた定比減圧弁を設けたことを特徴とする油圧駆動装置。
IPC (3件):
F15B 11/05 ,  F15B 11/00 ,  G05D 16/08
FI (3件):
F15B 11/05 A ,  G05D 16/08 ,  F15B 11/00 M
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-125034

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