特許

J-GLOBAL ID：200903072881431455

二層成形品の製造方法及びそれに用いる金型

発明者： 阿部 知和 ,  齋藤 義昭 ,  松本 悟士
出願人/特許権者： 出光石油化学株式会社
代理人 (1件)： 東平 正道
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-244050
公開番号（公開出願番号）：特開平9-085779
出願日： 1995年09月22日
公開日（公表日）： 1997年03月31日
要約：

【要約】【課題】 1工程の成形加工で、均一な二層状態を維持した熱可塑性樹脂からなる二層成形品の製造方法を提供する。【解決手段】 本発明では、1組の金型を用いた1工程の成形加工で二層成形品を成形する方法において、金型のキャビティ内に第1層の溶融樹脂を射出開始後、前記第1層の溶融樹脂が流動可能な状態で、さらに金型を開きながら第2層の溶融樹脂の射出を開始し、前記第1層及び第2層の溶融樹脂の射出を継続させる方法を採用することで、均一な二層状態を維持した二層成形品の製造が可能となる。また、二層成形品用の金型において、第1層の溶融樹脂を射出時に、第2層の溶融樹脂の射出ゲートに第1層の溶融樹脂が混入しない構造を有する金型を提供する。

請求項（抜粋）：

熱可塑性樹脂からなる二層成形品の射出成形において、第1層の樹脂層の厚みに相当するだけ金型が開いた状態で第1層の溶融樹脂の射出を開始した後、第1層の溶融樹脂が流動可能な状態で、さらに金型を開きながら第1層の溶融樹脂と隣接する位置に第2層の溶融樹脂の射出を開始し、成形品の厚み相当に開いた金型のキャビティ内を満たすまで第1層及び第2層の溶融樹脂の射出を継続させることを特徴とする二層成形品の製造方法。

IPC (5件)：

B29C 45/16 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/70 ,  B29K101:12 ,  B29L 9:00

FI (3件)：

B29C 45/16 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/70

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 特開平3-053917
  
• 特開昭61-064416
  
• 特開昭61-242818