特許
J-GLOBAL ID:200903072883247252

可変容量タービン用可変ノズル機構およびその製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-052059
公開番号(公開出願番号):特開2002-256876
出願日: 2001年02月27日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】 ノズル組立品での全閉位置の調整を不要とすると共に組立、調整用の治具を不要とすることにより可変ノズル機構の組立、調整作業を簡単化して作業工数及び組立、調整コストを低減し、かつ構造を簡単化して部品の種類及び部品点数を減少し部品コストを低減し、さらにはノズルベーン、リング組立品等の構成部材の寸法精度による影響を受けることなく高精度でもって可変ノズル機構のノズルベーン設定をなし得る可変容量タービンの組立・調整方法および組立・調整装置を提供する。【解決手段】 可変容量タービンにおける可変ノズル機構において、複数のノズルベーンのノズル軸部とノズル駆動部材とを連結するノズルベーンと同数の連結部材とを、該ノズルベーンの翼角と連結部材の一端側連結部の係合方向との関係を予め設定してノズルベーンのノズル軸部と連結部材の一端側連結部とを係合、固定し、次いで各連結部材の他端側をノズル駆動部材に連結することを特徴とする。
請求項(抜粋):
タービンケーシングに固定されたノズルマウントにノズル軸部が回転可能に支持されるとともにタービンの円周方向に沿って複数個配設された翼角が可変のノズルベーンと、アクチュエータによりタービン軸心廻りに回転可能にされて前記ノズルベーンを駆動するノズル駆動部材と、該ノズルベーンの内周側に回転自在に設けられたタービンロータとを備え、作動ガスを前記タービンケーシングのスクロールから前記ノズルベーンを経てタービンロータへと半径方向に流動させて該タービンロータを回転駆動するように構成された可変容量タービンにおける可変ノズル機構の製作方法において、前記複数のノズルベーンのノズル軸部と前記ノズル駆動部材とを連結する該ノズルベーンと同数の連結部材とを、該ノズルベーンの翼角と前記連結部材の一端側連結部の係合方向との関係を予め設定して前記ノズルベーンのノズル軸部と前記連結部材の一端側連結部とを係合、固定し、次いで前記各連結部材の他端側を前記ノズル駆動部材に連結することを特徴とする可変容量タービン用可変ノズル機構の製作方法。
IPC (2件):
F02B 37/24 ,  F02B 39/00
FI (2件):
F02B 39/00 T ,  F02B 37/12 301 Q
Fターム (7件):
3G005EA15 ,  3G005FA06 ,  3G005FA41 ,  3G005GA04 ,  3G005GB24 ,  3G005JA05 ,  3G005KA07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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