特許

J-GLOBAL ID：200903072884448014

洗浄装置

発明者： 新山 喜三郎
出願人/特許権者： 東京化工機株式会社
代理人 (1件)： 合志 元延
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-304178
公開番号（公開出願番号）：特開平5-114781
出願日： 1991年10月23日
公開日（公表日）： 1993年05月07日
要約：

【要約】【目的】 スルホール内が十分かつ確実に洗浄され、スルホールからドリルのばり・切削くず・切り粉,レジストの付着物,酸化箇所,銅箔の汚れ,内壁に付着したその他の異物、等々が完全に洗浄除去され、もって、事後のスルホールめっきや部品挿着用のはんだ付け等が不良なく実現され、プリント配線基板の品質が安定し信頼性が著しく向上するようになる、洗浄装置を提案する。【構成】 この洗浄装置では、プリント配線基板Pは、液槽1中で洗浄液Hに浸漬されつつ、上下のローラーコンベヤ2群にて搬送される。そしてローラーコンベヤ2群間に、プリント配線基板Pに対向位置するスリット状の吸引ノズル3が設けられ、吸引ノズル3は、その吸引機構4の吸引力に基づき、液槽1中の洗浄液Hをプリント配線基板Pのスルホールを介し吸引する。そこで、スルホールには強力な吸引力が作用し、すべてのスルホールを洗浄液Hが通過する。

請求項（抜粋）：

プリント配線基板の製造工程において用いられ、該プリント配線基板の両面間に多数設けられた小径のスルホールを洗浄する洗浄装置であって、該プリント配線基板が浸漬される洗浄液の液槽と、該液槽の洗浄液中に配され該プリント配線基板を挟み込んで送る上下のローラーコンベヤ群と、該液槽の洗浄液中で該ローラーコンベヤ群間に配された吸引ノズルと、該吸引ノズルに連結された吸引機構と、を有してなり、該吸引ノズルは、該プリント配線基板の搬送方向と直角の横幅をカバーする長さにスリット状に形成され、搬送される該プリント配線基板の一面に対向位置し、上記吸引機構の吸引力に基づき、該液槽中の洗浄液を該プリント配線基板の上記スルホールを介し吸引可能となっていること、を特徴とする洗浄装置。

IPC (2件)：

H05K 3/26 ,  B08B 3/10

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-054887
  
• 特開平2-150095
  
• 特開平4-096291