特許
J-GLOBAL ID:200903072896343285
リモート点検報告書自動作成システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111771
公開番号(公開出願番号):特開2003-306276
出願日: 2002年04月15日
公開日(公表日): 2003年10月28日
要約:
【要約】【課題】 リモート点検報告書作成用データの解析を実施することにより、作業員が介在する作業を無くして作業時間の軽減を図る。【解決手段】 エレベータの機能点検を実施するエレベータ制御盤と、この制御盤の記憶手段から通信回線網を介して機能点検データをリモート採取、転送する遠隔点検システムと、転送された機能点検データと、分類した解析結果リストと、解析不能内容リストと、報告書作成用データとを作成して出力するデータ管理システムと、解析結果リスト、解析不能内容リスト、報告書作成用データに基づいて編集不要報告書、報告書編集要リスト、調査依頼報告書のいずれを作成するかを判定する報告書自動作成判定手段と、判定結果に応じて上記報告書作成用データまたは解析不能内容リストに基づき報告書を作成する報告書作成手段とを有するリモート点検報告書作成システムを備えた。
請求項(抜粋):
エレベータの機能点検を実施し、機能点検に異常があれば異常コードを付加した機能点検データを格納する記憶手段を有するエレベータ制御盤と、上記エレベータ制御盤の記憶手段から通信回線網を介して上記エレベータの機能点検データをリモート採取し、データ管理システムへ転送する遠隔点検システムと、上記機能点検データを解析して分類するデータ解析手段を有し、上記遠隔点検システムから転送された機能点検データと、該機能点検データを上記データ解析手段により異常コードが付加されていなければ点検結果良好、異常コードが付加されていれば点検結果不良、機能点検データが採取されなければ解析不能に分類した解析結果リストと、上記機能点検データが解析不能である場合の内容を示した解析不能内容リストと、上記機能点検データから抽出した報告書作成に必要な報告書作成用データとを作成し、リモート点検報告書作成システムに出力するデータ管理システムと、上記データ管理システムにより出力された解析結果リスト、解析不能内容リスト、および報告書作成用データに基づいて、作成する報告書が上記報告書作成用データに編集を要さない編集不要報告書、上記報告書作成用データの編集指示を与える報告書編集要リスト、或いは調査依頼報告書のいずれであるかを判定する報告書自動作成判定手段と、この報告書自動作成判定手段による判定結果に応じて上記報告書作成用データまたは上記解析不能内容リストに基づきリモート点検報告書を作成する報告書作成手段とを有するリモート点検報告書作成システムと、過去の作業実績データを予め格納した作業実績データベースとを備え、上記報告書自動作成判定手段は、上記データ管理システムにより出力された解析結果リストが、点検結果良好である場合には、作成する報告書は編集不要報告書であると判定し、点検結果不良である場合には、作成する報告書は報告書編集要リストであると判定し、解析不能である場合には、上記解析不能内容リストと上記作業実績データベースから読み取った作業実績データとの比較に基づき上記遠隔点検システムの遠隔点検失敗か否かを判定し、遠隔点検失敗ではないと判定した場合には、作成する報告書は調査依頼報告書であると判定し、遠隔点検失敗であると判定した場合には、上記作業実績データとの比較に基づいて遠隔点検を実行した時刻が保守作業を実施している所定時間帯か否かをさらに判定し、保守作業実施の所定時間帯でない場合には、作成する報告書は調査依頼報告書であると判定し、保守作業実施の所定時間帯である場合には、上記遠隔点検システムに再度データを採取させることを特徴とするリモート点検報告書自動作成システム。
IPC (3件):
B66B 3/00
, B66B 5/00
, G06F 17/60 138
FI (3件):
B66B 3/00 R
, B66B 5/00 G
, G06F 17/60 138
Fターム (8件):
3F303BA01
, 3F303DC34
, 3F303EA03
, 3F303EA08
, 3F303FA12
, 3F304BA26
, 3F304ED11
, 3F304ED16
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