特許
J-GLOBAL ID:200903072899755460
連続粒子分離機構及びその装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-355961
公開番号(公開出願番号):特開2004-154747
出願日: 2002年11月02日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】細胞,オルガネラ,微生物などのような粒子を分離する際,粒子を標識することなく,迅速かつ大量に分離すること。【解決手段】流路中に2種類以上の液体を流した時,その各液体の界面近傍においては,各液体の混合を行わなくても,粒子の表面電荷や表面の親疎水性などの違いによって,粒子の分配が生じていることに着目し,両端の少なくとも一方に複数の分岐を持つ流路を利用し,前記複数の分岐を経由して流路中に異なる2種類以上の液体を連続的に導入し,その際,少なくとも1種類が粒子を含む液体である場合に,前記2種類以上の液体に対する該粒子の親和性の違いによって,該粒子をより親和性の高い液体の中に多く分配することで分離を行う。その際,流路の一部に,粒子のサイズに匹敵するあるいはそれ以下の部分を作成し,その直後に,流路幅が広がるような構造を作成することにより,粒子の界面への接触及び分配の効率を向上させることができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
両端のうち一方のみに複数の分岐を持つ流路を利用し,前記複数の分岐を経由して前記流路中に異なる2種類以上の液体を連続的に導入し,その際,少なくとも1種類が粒子を含む液体である場合に,前記2種類以上の液体に対する該粒子の親和性の違いによって,該粒子をより親和性の高い液体の中に多く分配することで分離を行う連続粒子分離機構及びその装置。
IPC (2件):
FI (3件):
B01D43/00 Z
, C12M1/00 A
, C12M1/00 Z
Fターム (5件):
4B029AA23
, 4B029AA27
, 4B029BB01
, 4B029BB20
, 4B029CC01
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