特許
J-GLOBAL ID:200903072901874596

スペクトラム拡散通信受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-082744
公開番号(公開出願番号):特開平5-252139
出願日: 1992年03月04日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 本発明はDLL回路がディジタルマッチドフィルタ等の初期捕捉によって引き込みを開始してから復調回路が再生信号を出力するまでの時間を大幅に短縮するとともに、前記DLL回路が一旦ロックに成功し、復調回路が動作を開始した後で、前記DLL回路のロックが外れたとき、前記復調回路の動作を停止させて消費電力の無駄を無くす。【構成】 DLL回路が引き込みに成功したことをロック検出信号生成回路20によって検出して復調回路にロック検出信号を出力し、同復調回路の動作を開始させ、前記DLL回路のロックが外れたことをロック外れ検出信号生成回路21によって検出して復調回路にロック外れ検出信号を出力し、同復調回路の動作を停止させる。
請求項(抜粋):
受信動作によって得られたスペクトラム拡散通信信号を少なくとも位相比較回路とループフィルタ回路とを有するDLL回路に導いて前記スペクトラム拡散信号の追尾と逆拡散とを行なうとともに、前記DLL回路の逆拡散動作によって得られた逆拡散信号を復調回路に導いて復調信号を生成するスペクトラム拡散通信受信機において、前記位相比較回路の出力を一定周期毎に加算する加算手段と、該一定周期毎の加算結果の極性を判定する極性判定手段と、前記DLL回路による引き込みの開始直後に前記極性判定手段で判定された極性を記憶する記憶手段と、前記極性判定手段により現に判定された極性と前記記憶手段に記憶されている極性とを比較し、所定時間内において極性の反転を検出する極性比較手段とを備え、前記極性反転の検出により前記復調動作を開始させるためのロック検出信号を出力する、ことを特徴とするスペクトラム拡散通信受信機。

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