特許
J-GLOBAL ID:200903072904714107

係止具付パイプ部材の製造方法および係止具付パイプ部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-147260
公開番号(公開出願番号):特開2003-334625
出願日: 2002年05月22日
公開日(公表日): 2003年11月25日
要約:
【要約】【課題】 係止具の取り付け強度が十分であって外観にも優れ、煩雑な溶接工程を必要としない係止具付パイプ部材の製造方法および係止具付パイプ部材を提供すること。【解決手段】 パイプ部材本体4の外径を越える内径を備えた管状の係止具固定部材3を設け、係止具固定部材3の周面に穿設された貫通孔5に重合させて係止具固定部材3の内周面側にナット1を載置し、ボルト2でナット1を仮止めする。パイプ部材本体4の外側に係止具固定部材3を環装した状態でパイプ部材本体4および係止具固定部材3を金型6の内部にセットして液圧成形によりパイプ部材本体4を膨張させることによってパイプ部材本体4と係止具固定部材3とナット1とを一体化する。パイプ部材本体4の外周面に形成されるナット1と同形状の凹部15と係止具固定部材3の内周面との間に回転不能かつ移動不能な状態でナット1を保持して一体化する。
請求項(抜粋):
パイプ部材と他の部品とを係止するための一対の係止具を構成する一方の部材を前記パイプ部材に対して一体に固着するための係止具付パイプ部材の製造方法であって、前記パイプ部材の外径を越える内径を備えた管状の係止具固定部材を設け、この係止具固定部材の周面に、前記一対の係止具を構成する一方の部材の外径よりも小さな大きさで、前記一対の係止具を構成する一方の部材と前記一対の係止具を構成する他方の部材とを接続するための貫通孔を穿設し、この貫通孔に重合させて前記係止具固定部材の内周面側に前記一対の係止具を構成する一方の部材を装着し、前記パイプ部材の外側に前記係止具固定部材を環装した状態で、これらのパイプ部材および係止具固定部材を、所望する形状のキャビティを有する金型の内部にセットし、前記金型の型締め完了後、液圧成形によって前記パイプ部材内の液体を加圧して前記パイプ部材を膨張させることを特徴とした係止具付パイプ部材の製造方法。
IPC (5件):
B21D 39/04 ,  B21D 26/02 ,  B21D 39/06 ,  B21D 51/16 ,  B21D 53/88
FI (5件):
B21D 39/04 D ,  B21D 26/02 C ,  B21D 39/06 B ,  B21D 51/16 Z ,  B21D 53/88 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車体外装品の取付具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-239798   出願人:住友金属工業株式会社, 三菱自動車工業株式会社

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