特許
J-GLOBAL ID:200903072908204707
新規蛍光性化合物及びその錯体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
厚田 桂一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-177573
公開番号(公開出願番号):特開平7-010819
出願日: 1993年06月25日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 水系で十分な強度の蛍光を発し且つ蛍光寿命の長い安定な錯体を希土類金属イオンと形成する蛍光性化合物を提供する。【構成】 EDTA類似の化合物の分子内にβ- ジケトン基を導入し、且つ蛋白質に結合可能な置換基を有する一般式Aの化合物。【効果】 蛍光測定法、特に時間分解蛍光測定法に有用であり、特異的結合体に結合させて用いることができる。その希土類金属錯体はEDTAの添加によっても分解せず高い蛍光強度を保つ。
請求項(抜粋):
下記の一般式Aで示される新規蛍光性化合物。【化1】〔式A中、R1及びR2は下記式B、R3は水素原子又は下記式Cで表わされ、R4はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、アリール基、カルボキシル基、ヒドロキシル基、アルコキシル基、アミノ基、アミド基、スルフォンアミド基、スルフィド基、スルフォキシド基、スルフォン基、ニトロ基、ハライド原子、メルカプト基、又はカルボニル基である。なお、R4は、隣接するR4同士が結合して縮環し、フェニル環の二つ又は三つの炭素原子を含む芳香環又は複素環となっていてもよい。〕【化2】〔R5は化3に示す蛋白質に結合可能な置換基から選択される。〕【化3】〔R5は上記式Bにおけるものと同じく化3に示す蛋白質に結合可能な置換基から選択される。〕【化4】
IPC (3件):
C07C225/16
, C07F 5/00
, C09K 11/06
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