特許
J-GLOBAL ID:200903072927531131

手動又は自動で作動するパワーステアリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-510701
公開番号(公開出願番号):特表2003-504273
出願日: 1999年07月20日
公開日(公表日): 2003年02月04日
要約:
【要約】パワーステアリングは室を画定するシリンダ(1)を有し、ラック(3)ピストン(2)はこの室内で軸方向に移動することができ、ラックピストンは車両のそれぞれの車輪にリンク接続された揺動アーム(5)と噛み合い、シリンダ(1)により画定された室及び揺動アーム(5)を収容する室(16)への液圧流体(油)の適用により、ピストン(2)はいずれかの方向に移動することができ、従って、揺動アーム(5)及びこれと一緒に車輪をいずれかの方向に枢動させることができる。新規性は、シリンダ(1)及び揺動アーム(5)の室が、運転手による車両のハンドルの操作時に駆動されるパイロット弁(10)から外部的に供給を受けることができるか、または、油がパイロット弁(10)を通過せずに、油がダクト(19)、(22)を通して直接これらの室へ進入でき、ダクト(19)、(22)は運転手に関係なく車両の自動的な操舵を可能にする制御装置により制御されることである。油注入及び帰還ダクトはセレクタ弁(18)、(24)、(20)、(25)を含み、これらの弁は関連する制御装置により制御され、パワーステアリングの二重の手動及び自動作動モードを許容する。
請求項(抜粋):
内部でラック(3)ピストン(2)を軸方向に移動させることができ、2つの室(1′)、(1′′)を画定するシリンダ(1)を有し、上記ピストンが、旋回ロッド(8)に固定され、かつ、車両のハンドルにより駆動されるシャフト(9)に結合されたスクリュー(6)にリンク接続されており、パイロット弁(10)を更に有し、同パイロット弁を通して、液圧流体(油)が上記シリンダ(1)により画定された室又は揺動アーム(5)を収容する室へ注入されるか又は帰還し、上記揺動アームが当該ピストンの運動で同揺動アーム(5)を枢動させ、従って、車両の車輪を旋回させるために、上記ピストン(2)ラック(3)と噛み合う歯付きセクター(4)を含む、手動及び自動で作動するパワーステアリングにおいて、 上記シリンダ(1)内で確立された室(1′-1′′)及び上記揺動アーム(5)の室(16)が当該シリンダ(1)のまさしくその室(1′)及び当該揺動アーム(5)の上記室(16)に直接連通する接続部(23)、(15)を通してそれぞれ間接的及び外部的に供給を受け、これら接続部(23)、(15)が上記パイロット弁(10)にリンク接続されたダクト(14)、(21)及び油タンクに直接連通するダクト(22)、(19)により提供され、前述のものすべては、油が当該パイロット弁(10)を最初に通過した後に上記ダクト(14)又は(21)を通して供給されて、運転手による車両のハンドルの操作時に手動モードにおいての車両の操舵を可能にし、一方、油が該パイロット弁(10)を通ることなく当該ダクト(19)又は(22)を通して適用されて、適当な制御装置を介して油の上記適用を制御することにより、運転手に関係なく自動モードを確立するようなものであることを特徴とするパワーステアリング。
IPC (2件):
B62D 5/24 ,  B62D 5/07
FI (2件):
B62D 5/24 ,  B62D 5/07 B
Fターム (3件):
3D033EB05 ,  3D033JC03 ,  3D033JC11

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