特許
J-GLOBAL ID:200903072928278383

射出成形用金型および射出成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-180904
公開番号(公開出願番号):特開平5-024080
出願日: 1991年07月22日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 有底筒形射出成形品を成形する射出成形用金型において、成形品に変形不良やヒケ不良を生ずることなく成形サイクルの短縮を図る。【構成】 突出しピン14の先端部に、開閉弁として機能するテーパ部14a を形成する。逆テーパ部14a は成形品突出し動作開始と同時にコアブッシュ9から離れ、空間17には気体導通路16の滞留気体が導入され、負圧状態発生に起因する成形品2の変形が防止される。突出しピン14を囲むようにして冷却水孔13を形成する。突出し動作完了から次の突出し動作開始までの間に、気体導通路16の滞留気体は冷却水孔13内の循環冷却水により効果的に冷却され、変形防止効果が一層高まる。突出しピン14をコアブッシュ9の中心に設ける。冷却水孔13をコアブッシュ9表面近傍まで形成してコアブッシュ冷却効率を向上させ、成形品2の固化促進の面からその変形防止を図る。
請求項(抜粋):
有底筒形射出成形品の内面形状を形成するコアと、先端面がこのコアの成形品底部形成面と面一となるようにして該コアに挿通埋設された突出しピンとを備え、前記コアと前記突出しピンとの間に、一端が前記成形品底部形成面まで延びるとともに他端が外部空間と連通する位置まで延びる気体導通路が形成され、前記コアの内部に、冷却水を循環させるための冷却水孔が形成された射出成形用金型において、前記突出しピンが、前記コアの略中心に位置するようにして設けられ、前記突出しピンの先端部に、前記コアの先端部と接触して前記気体導通路を閉塞する逆テーパ部が形成され、前記冷却水孔が、前記突出しピンを囲むようにして形成されていることを特徴とする射出成形用金型。
IPC (6件):
B29C 45/40 ,  B29C 33/04 ,  B29C 33/44 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/73 ,  B29L 23:00

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