特許
J-GLOBAL ID:200903072931025925

算術符号化方法及びその復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199705
公開番号(公開出願番号):特開平6-045945
出願日: 1992年07月27日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 従来の算術符号化方法における符号演算の近似誤差による符号化効率の低下を防止し、圧縮率の向上を図る。【構成】 シンボル出現確率推定手段50により、算術符号構成手段60内のAレジスタ62の保持しているオージェンドAの値に応じて、n個の確率テーブル52-1〜52-nのうちの1個を選択する。この選択された確率テーブルから求めたシンボル出現確率を符号化パラメータとして、算術符号構成手段60で算術符号を構成し、符号化されたデータを出力する。これにより、オージェンドAと劣勢シンボルLPSの出現確率PL とを乗算したA・PL の近似値を求める際に、例えばAの値域[0.75,1.5]がいくつかの区間に分割され、その分割された各区間において近似が最適化され、符号化効率の向上が図れる。
請求項(抜粋):
2値データ系列であるシンボル系列を算術符号化処理で符号化する算術符号化方法において、オージェンドのn(>1)個の値域に対応して設定されたn個の確率テーブルを有し、前記シンボル系列のシンボルパターンからシンボル出現確率値を推定するシンボル出現確率推定手段と、前記推定されたシンボル出現確率値に基づき、前記オージェンドの値を算出すると共に演算によって算術符号を構成する算術符号構成手段とを用い、前記シンボル出現確率推定手段により、前記算術符号構成手段の保持しているオージェンドの値に応じて、前記n個の確率テーブルのうちの1個を選択し、前記選択された確率テーブルから求めたシンボル出現確率値を符号化パラメータとして前記算術符号構成手段で算術符号を構成することを特徴とする算術符号化方法。
IPC (4件):
H03M 7/30 ,  G06F 5/00 ,  G06F 15/66 330 ,  H04N 1/411

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