特許
J-GLOBAL ID:200903072931153796
エポキシ基含有化合物の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡辺 望稔 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-203763
公開番号(公開出願番号):特開平6-049051
出願日: 1992年07月30日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】コバルト、マンガンまたは鉄の錯化合物とケトン化合物の併存下に行う反応により、エポキシ基含有化合物を得る方法。【構成】二重結合性化合物(I)を、特定のコバルト化合物、マンガン化合物または鉄化合物から選ばれる少なくとも一種の錯化合物(例えば(II)′′′′)と、ケトン化合物(III)との存在下に、酸素含有ガスと反応させる工程を含む、エポキシ基含有化合物(IV)の製造方法。〔式中R1はH、アルキル、アリール;R2,R3はH、アルキル、アリール、アリールアルキル、又は互に結合して環を形成;R19〜R22,R24〜R27はH、低級アルキル、低級アルコキシ;R23,R28は低級アルキル、アリール;R,R′,R′′はアルキル、アリール、又は互いに結合して環を形成〕
請求項(抜粋):
一般式(I):【化1】〔式中、R1 は、水素原子、直鎖または分岐状のアルキル基もしくはアリール基であり、置換基を有していてもよく、R2 およびR3 は同一でも異なってもよく、水素原子、アルキル基、アリール基およびアリールアルキル基から選ばれる少なくとも1種の基もしくは原子であり、R1 とR3 は相互に結合して環を形成していてもよく、さらに、R1 、R2 およびR3 は同時に結合して環を形成していてもよい〕で表わされる二重結合性化合物を、次式(II)〜(II)’’’:【化2】〔式中、Mはコバルト原子、マンガン原子または鉄原子であり、R4〜R6 、R8 〜R10およびR12〜R14は同一でも異なってもよく、低級アルキル基、アリール基、低級アルコキシ基、ハロゲン化アルキル基、下記式(a)もしくは下記式(b):-CO2 R15 (a)(ここで、R15はアルキル基またはアリール基である)-N(R16)(R17) (b)(ここで、R16およびR17は同一でも異なってもよく、アルキル基またはアリール基であり、R16およびR17は相互に結合して環を形成していてもよく、環内に酸素原子または窒素原子を含んでいてもよい。)で表わされる基であり、また、R4 〜R6 、R8 〜R10およびR12〜R14の隣合うものはそれぞれ相互に結合して環を形成していてもよく、環内に窒素原子を含んでいてもよく、さらに結合して芳香環を形成してもよく、この芳香環は置換基を有していてもよい。また、X1 およびX2 は酸素原子または窒素原子であり、X1 およびX2 が酸素原子である場合、R7 およびR11は存在しないものとし、X1 およびX2 が窒素原子である場合、R7 およびR11は同一でも異なってもよく、低級アルキル基、アリール基、低級アルコキシ基またはハロゲン化アルキル基を示し、R7 とR11はそれぞれ相互に結合して環を形成していてもよく、環内に窒素原子を含んでいてもよく、さらに結合して、芳香環を形成してもよく、この芳香環は置換基を有していてもよい。また、Yは、ハロゲン原子または陰イオン、もしくは一般式(c):-OCOR18 (c)(R18はアルキル基またはアリール基を示す)で表される基である〕で表されるコバルト化合物、マンガン化合物または鉄化合物から選ばれる少なくとも一種の錯化合物と、一般式(III):【化3】〔ここで、R、R′およびR′′は同一でも異なっていてもよく、直鎖もしくは分岐状のアルキル基またはアリール基であり、RとR′およびR′とR′′は互いに結合して環を形成していてもよい〕で表されるケトン化合物との存在下に、酸素含有ガスと反応させる工程を含む、一般式(IV):【化4】〔R1 〜R3 は前記一般式(I)において定義した通りである〕で表されるエポキシ基含有化合物の製造方法。
IPC (7件):
C07D301/06
, B01J 31/18
, B01J 31/20
, B01J 31/22
, C07D303/04
, C07D303/16
, C07B 61/00 300
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