特許
J-GLOBAL ID:200903072933641267

Vベルト式自動変速機のウェイト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小宮 雄造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087395
公開番号(公開出願番号):特開平8-014346
出願日: 1984年05月17日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】ウェイトローラの局部摩耗がなく、潤滑剤の供給が不要で、保守、点検が簡単なVベルト式自動変速機のウェイト装置を提供すること。【構成】可動フェース19がアルミニュームでつくられ、押え板21が鋼でつくられ、可動フェース19のウェイトローラ22が接触する部分の駆動軸5に直交する面F1に対する傾斜角度αが、押え板21のウェイトローラ22が接触する部分の駆動軸5に直交する面に対する傾斜角度βより大きくなるようにされ、ウェイトローラ22が潤滑剤を混入した樹脂を使ってつくられている。【効果】ウェイトローラがうまく転動して局部摩耗することがなく、グリース等の潤滑油を供給しなくとも、安定した変速特性を長期にわたって維持できる。
請求項(抜粋):
エンジンに連動する駆動軸上にVベルト用のプーリが設けられ、このプーリが互いに対面する固定フェースと可動フェースとを有し、固定フェースが駆動軸に固定され、可動フェースが駆動軸にその軸方向に摺動自在に支承され、押え板が可動フェースの背面に対面して駆動軸の軸方向に移動しないように駆動軸に取付けられ、可動フェースの背面と押え板の可動フェース側の面との間の隙間が駆動軸の径方向の外方にゆくに従い漸次狭くなるように、可動フェース及び押え板が形成され、ウェイトローラが前記隙間内に駆動軸の径方向に移動自在に配され、プーリの回転に伴うウェイトローラの遠心力で、ウェイトローラが駆動軸の径方向に移動しつつ可動フェースの背面を動かして、プーリのVベルト巻き掛け径を変化させるように構成されているVベルト式自動変速機において、可動フェースがアルミニュームでつくられ、押え板が鋼でつくられ、可動フェースの背面のウェイトローラが接触する部分の駆動軸に直交する面に対する傾斜角度が、押え板のウェイトローラが接触する部分の駆動軸に直交する面に対する傾斜角度より大きくなるようにされ、ウェイトローラが潤滑剤を混入した樹脂を使ってつくられていることを特徴とするウェイト装置。
IPC (2件):
F16H 9/18 ,  B62M 9/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-245865
  • 特開昭56-073254
  • 特開昭53-108142

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