特許
J-GLOBAL ID:200903072934824225

光学素子の成形金型および光学素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-086990
公開番号(公開出願番号):特開2002-284535
出願日: 2001年03月26日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 ガラスは軟化温度域において通常の約10倍の膨張・収縮率を示す。ガラスレンズ成形の冷却過程において、軟化状態から固化状態に向かう過程で急激な収縮が起こる。従来の金型構造では、胴型の冷却が、上,下パンチ型の冷却より時間が遅れて始まる。このため上,下パンチ型とこれに密着しているガラス成形レンズの熱収縮が早く進行し、その僅かな時間差によって型離れが発生し、良好なガラス成形レンズが得られない。【解決手段】 パンチ型と胴型の冷却タイミングを揃えるために、伝熱板を介して夫々パンチ型および胴型に同時に熱が伝わるようにしたことで、冷却に転じた時も温度降下に時間差が出ないようにした。
請求項(抜粋):
中空円筒形の第1胴型と、前記第1胴型の上および下方向から嵌挿される上パンチ型と下パンチ型と、前記第1胴型と上パンチ型と下パンチ型を組み合わせてなる金型組立体を、内部に収納可能な中空円筒形の第2胴型と、第2胴型の一端面を塞ぐように結合される第2胴型とほぼ同径の円板形の伝熱板を備えたことを特徴とする光学素子の成形金型。
IPC (2件):
C03B 11/12 ,  C03B 11/08
FI (2件):
C03B 11/12 ,  C03B 11/08

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