特許
J-GLOBAL ID:200903072936835747

車両用ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-018713
公開番号(公開出願番号):特開平10-213167
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 摩擦パッドに必要な所要のセット荷重を確保し、組付け性と生産性並びにコスト的に有利な一枚構造のパッドスプリングを得る。【解決手段】 パッドスプリング16に、摩擦パッド4,4のディスク半径方向外側面を押圧するパッド抑え片16a,16bと、パッド抑え片16a,16bに連続する連結片16dと、摩擦パッド4,4の反ディスクロータ側を迂回してパッド抑え片16a,16bに連続する補強片16f,16fと、摩擦パッド4,4のディスク半径方向外側を覆う4枚のカバー部16eとを設ける。連結片16dと補強片16f,16fの中央に、ハンガーピン15のディスク半径方向内側面に弾接するピン当接部16g,16hを設ける。ハンガーピン15からの反力を、連結片16dと補強片16f,16fとから、パッド抑え片16a,16bにディスク内方への弾発力として付与する。
請求項(抜粋):
ディスクロータの外側を跨いで配設されるキャリパボディのブリッジ部に、摩擦パッドを抜き差しする天井開口部を内外に貫通して設け、該天井開口部をディスク軸方向に貫通してキャリパボディに架設されるハンガーピンを摩擦パッドのパッド吊下げ片に挿通して、前記ディスクロータの両側部に一対の摩擦パッドを対向配置し、該摩擦パッドをパッドスプリングにてディスク内方へ付勢すると共に、該パッドスプリングに、前記摩擦パッドのディスク半径方向外側面を押圧するパッド抑え片と、該パッド抑え片に連続して前記摩擦パッドの吊下げ片の間をディスク周方向に配設され、前記ハンガーピンのディスク半径方向内側面に弾接する連結片とを設けた車両用ディスクブレーキにおいて、前記パッドスプリングに、前記摩擦パッドの反ディスクロータ側を迂回して前記パッド抑え片に連続し、且つ摩擦パッドの反ディスクロータ側で前記ハンガーピンのディスク半径方向内側面と弾接して、該ハンガーピンからの反力を前記ディスク回入側とディスク回出側のパッド抑え片にディスク内方への弾発力として付与する補強片を設けたことを特徴とする車両用ディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 65/095 ,  F16D 55/224 112
FI (2件):
F16D 65/095 G ,  F16D 55/224 112 E

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