特許
J-GLOBAL ID:200903072937711049

複圧式縦型自然循環排熱回収ボイラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-158133
公開番号(公開出願番号):特開2000-346303
出願日: 1999年06月04日
公開日(公表日): 2000年12月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高圧ドラムを定常状態で安定した循環量が得られる限り低く設置する事により、蒸気ドラム水位の変動を吸収するための付加的な運転、設備を軽減する。【解決手段】 蒸気ドラム1、2が高い位置に設置されている場合、流路抵抗或は水頭圧により、ボイラ起動時に蒸発管部3、9で発生したバブルにより、水及び/又は蒸気からなる流体の流れが阻害され、流体の流れの不安定要因となり、蒸気ドラム1、2の水位変動などの現象が生じる。定常状態にて安定した循環量が得られる限り、高圧ドラム1を低圧ドラム2より低い高さ位置に設置して高圧蒸発管部3から高圧ドラム1までの流路を短くすることにより、ボイラ起動後に安定した流体の循環を得ることができ、流体の不安定状態に起因する高圧ドラム1内の起動時の水面変動を抑えることができる。
請求項(抜粋):
高温排ガスを下方から導入して上方より排出する縦型の排ガス流路と、該排ガス流路内に配置される蒸気圧力値が異なる蒸発管群をそれぞれ備えた複数の蒸発管部と、各々の蒸発管部に対応した圧力系の蒸気ドラムとを備えた複圧式縦型自然循環排熱回収ボイラにおいて、定常状態において安定した循環量が得られることを条件に、排ガス流路内の排ガス流れの高温部に設置される高圧の蒸発管部用の蒸気ドラムを中低圧の蒸発管部用の蒸気ドラムより低い高さ位置に設置したことを特徴とした複圧式自然循環縦型自然循環排熱回収ボイラ。
IPC (2件):
F22B 37/22 ,  F22B 1/18
FI (2件):
F22B 37/22 A ,  F22B 1/18 K
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭58-096901
  • 特開昭58-096901
  • 特開平1-159502
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