特許
J-GLOBAL ID:200903072942136745

湿式酸化システム始動法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094448
公開番号(公開出願番号):特開平6-007783
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 湿式酸化システムの始動法を提供すること。【構成】 本発明は、濃厚廃水の酸化のための本質的に純粋な酸素を用いる湿式酸化システムを始動する方法である。始動水流および空気流を、湿式酸化システムを介して高温高圧で与える。システムに対する酸素流および廃水流の漸増増加を開始し、同時に、始動水流および空気流の漸増減少を生じて、制御された様式においてシステム温度を上昇させる。流れの漸増変化を、廃水および純粋な酸素が選択された作業流の約100%に達し、始動水流および空気流が0まで減少し、そしてシステムが選択された作業温度に達するまで繰り返し、同時に、排ガス中に残留する選択された酸素を保持する。
請求項(抜粋):
濃厚廃水を処理するための、加圧液相および気相を混合し且つ加熱し、反応器容器を介して流動させ、冷却し、脱圧した後、酸化液相流出液および非凝縮排ガス相に分離する高酸素含有ガス湿式酸化システムの安全で且つ制御された始動方法であって、(a)該湿式酸化システムを介する始動水流および空気流を第一の高作業温度および選択された高システム圧力で与え;(b)該システムに対する廃水の部分流および高酸素含有ガスの部分流を開始して湿式酸化反応を開始し;(c)該システムに対する廃水流および高酸素含有ガス流を一定量ずつ増加し、同時に、該システムに対する始動水流および空気流を一定量ずつ減少して、該システム作業温度の漸増増加を生じ且つ排ガス相残留酸素濃度を選択値範囲内に保持し;そして(d)該システムに対する該始動水流および該空気流が0まで減少し且つ該システムに対する該廃水流および該高酸素含量ガス流が選択された作業流の約100%まで増加し、そして該湿式酸化システムが該第一の高作業温度より高い第二の選択された高作業温度に達するまで工程(c)を繰返し、同時に、該排ガス相残留酸素濃度を該選択値範囲内に保持する、という工程を含む上記の方法。
IPC (2件):
C02F 1/74 101 ,  C02F 1/74 ZAB

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