特許

J-GLOBAL ID：200903072942358020

高強度せん断補強筋用鋼材及び溶接閉鎖高強度せん断補強筋

発明者： ▲高▼濱 健 ,  武井 雅光 ,  岩本 隆
出願人/特許権者： 川鉄テクノワイヤ株式会社 ,  川崎製鉄株式会社
代理人 (1件)： 小杉 佳男 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-129522
公開番号（公開出願番号）：特開2002-327243
出願日： 2001年04月26日
公開日（公表日）： 2002年11月15日
要約：

【要約】【課題】高強度、高耐力で溶接部の特性が母材部に比べて遜色のない、むしろ優れた特性を有する高強度の溶接閉鎖せん断補強筋を提供する。【解決手段】特定の成分からなる鋼を丸または異形の線棒状に熱間圧延し、冷却速度0.2〜50°C/secの速度で冷却して微細なマルテンサイト主体の組織の線棒材とする。この線棒材は溶接後、圧延ままで、引張強さは1420N/mm2以上、0.2%耐力は1275N/mm2以上、破断後つき合わせ伸びは5%以上である。

請求項（抜粋）：

C:0.15〜0.40質量%、Si:0.8〜2.0質量%、Mn:0.8〜2.0質量%、Al:0.005〜0.050質量%、Nb:0.005〜0.150質量%、N:0.0015〜0.0150質量%を含み、さらに、Cr:0.05〜2.00質量%、Mo:0.05〜1.00質量%、V:0.05〜1.00質量%、の1種または2種以上を(Cr+Mo+V)≧0.5%含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋼を丸または異形の線棒状に熱間圧延し、冷却速度0.2〜50°C/secの速度で冷却して微細なマルテンサイト主体の組織の線棒材とし、この線棒材の引張強さが1420N/mm2以上、0.2%耐力が1275N/mm2以上、破断後つき合わせ伸びが5%以上であることを特徴とする高強度せん断補強筋用鋼材。

IPC (5件)：

C22C 38/00 301 ,  C22C 38/38 ,  B23K 11/02 510 ,  B23K 31/00 ,  C21D 8/06

FI (5件)：

C22C 38/00 301 Y ,  C22C 38/38 ,  B23K 11/02 510 ,  B23K 31/00 B ,  C21D 8/06 A

Fターム (14件)：

4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 高強度PC鋼棒の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-366533   出願人：川崎製鉄株式会社
• 高強度線材の突合せ溶接方法及び溶接機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-332279   出願人：高周波熱錬株式会社
• 溶接閉鎖形せん断補強筋及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-156145   出願人：川鉄テクノワイヤ株式会社