特許
J-GLOBAL ID:200903072949022338

高強度コンクリート構造物の強度管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-084128
公開番号(公開出願番号):特開2004-294141
出願日: 2003年03月26日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】水結合材比が20%を越えない高強度コンクリートを用いて構築される構造物の強度管理において、構造物の強度のうち標準養生された供試体の強度よりも高い部分を適切に評価する方法を提供し、高強度コンクリートの合理的な調合設計を可能とする。【解決手段】強度管理の対象となる構造物と同一の組成であって、水結合材比が20%を越えない高強度コンクリートにより供試体10を作成する。次に、熱伝導率が0.1W/m・°C以下の断熱層30で供試体10を被覆して、所定期間養生する。このとき、供試体温度測定手段40により保温養生中の供試体10の温度を測定し、測定した供試体10の温度と強度管理の対象となる構造物の温度とを比較して、養生温度判定手段50により養生温度の調節の要否を判定し、この判定に基づいて養生温度調節手段60により供試体の養生温度を調節する。そして、かかる保温養生工程を経た供試体10の強度を測定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
強度管理の対象となる構造物と同一の組成であって、水結合材比が20%を越えない高強度コンクリートにより供試体を作成する供試体作成工程と、 熱伝導率が0.1W/m・°C以下の断熱層で前記供試体を被覆して、所定期間養生させる保温養生工程と、 前記保温養生工程を経た前記供試体の強度を測定する強度測定工程と、を備え、 さらに、前記保温養生工程において、前記保温養生中の供試体温度を測定する供試体温度測定工程と、 測定した前記供試体温度と、強度管理の対象となる前記構造物の温度とを比較して、養生温度の調節の要否を判定する養生温度判定工程と、 前記判定に基づいて養生温度調節手段により供試体の養生温度を調節する養生温度調節工程と、を含むことを特徴とする高強度コンクリート構造物の強度管理方法
IPC (3件):
G01N1/28 ,  G01N3/00 ,  G01N33/38
FI (5件):
G01N1/28 E ,  G01N3/00 M ,  G01N33/38 ,  G01N1/28 B ,  G01N1/28 K
Fターム (19件):
2G052AA16 ,  2G052AD34 ,  2G052AD52 ,  2G052DA12 ,  2G052DA13 ,  2G052DA22 ,  2G052DA24 ,  2G052EB00 ,  2G052EB11 ,  2G052FD12 ,  2G052GA03 ,  2G052HA17 ,  2G052JA09 ,  2G052JA16 ,  2G061AA02 ,  2G061BA01 ,  2G061CA08 ,  2G061CB02 ,  2G061DA20
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-078988
  • 特開平1-113633
  • コンクリート供試体の断熱養生法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-271483   出願人:鹿島建設株式会社
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引用文献:
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