特許
J-GLOBAL ID:200903072954978989

パチンコ遊技機における賞球排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 喜幾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-301941
公開番号(公開出願番号):特開平8-206318
出願日: 1992年04月25日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 装置全体の小型化して取扱いを容易にすると共に賞球排出作動の正確化を図る。【解決手段】 賞球用の排出経路に連絡される球通路55を形成したケース体51に、固定子58に対するロータ67を磁着停止するための永久磁石61およびこの永久磁石61の磁力を相殺するための通電磁力発生部66を含む電動制御機構部57と、球通路55内の賞球を受入れる条件で電動制御機構部57のロータ67と一体的に被回転可能にされた球送り体70と、この球送り体70の被回転により排出される賞球を1球ずつ確認する検出手段76とを夫々備える。排出指令の発信前では、永久磁石61の磁力で球送り体70を被回転不能に保持し、排出指令の発信時では、通電磁力発生部66で発生される通電磁力と永久磁力との相殺作用により、球送り体70を被回転可能にする。
請求項(抜粋):
パチンコゲーム中に発生したセーフ球の検出信号や入賞成立信号を制御処理し得る適宜電気制御装置(C1)から発信される賞球用の排出指令に対応して、予じめ設定された所定数の賞球が排出されるパチンコ遊技機にあって、賞球用の排出経路(38)に連絡される球通路(55)を形成したケース体(51)に、固定子(58)に対するロータ(67)を磁着停止するための永久磁石(61)およびこの永久磁石(61)の磁力を相殺するための通電磁力発生部(66)を含む電動制御機構部(57)と、球通路(55)内の賞球を受入れる条件で電動制御機構部(57)のロータ(67)と一体的に被回転可能にされた球送り体(70)と、この球送り体(70)の被回転により排出される賞球を1球ずつ確認する検出手段(76)とを夫々備え、前記電気制御装置(C1)からの排出指令の発信前では、前記電動制御機構部(57)に対する非通電パルス出力条件により、前記永久磁石(61)の磁力を以って前記ロータ(67)を磁着停止させて球送り体(70)を被回転不能に拘束保持し、一方前記セーフ球の検出信号や入賞成立信号に対応する排出指令の発信時では、電動制御機構部(57)に対する通電パルス出力条件に基いて前記通電磁力発生部(66)で発生される通電磁力と永久磁力との相殺作用により、ロータ(67)を解放させて球送り体(70)の被回転状態でパチンコ球の排出を行ない、前記検出手段(76)による排出賞球のカウント満了検出信号の入力時点で、当該の排出指令による電動制御機構部(57)に対する通電パルス出力が停止されて、同機構部(57)の作動停止により当該回の賞球排出作動を終了するように設定したことを特徴とするパチンコ遊技機における賞球排出装置。
IPC (3件):
A63F 7/02 324 ,  A63F 7/02 303 ,  A63F 7/02 305

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