特許
J-GLOBAL ID:200903072960525090

地すべり検知システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高木 福一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-308431
公開番号(公開出願番号):特開2008-102108
出願日: 2006年10月17日
公開日(公表日): 2008年05月01日
要約:
【課題】地すべり検知センサ及び通信装置の電力消費量を大幅に低減し、基地局側から全ての検知センサの異常をチェック可能にする。【解決手段】山腹の地すべりが発生する可能性がある地域全体に、一群の検知センサを設置し、該検知センサから発射した超音波を受信可能な位置にサブ中継局を、該サブ中継局から小出力無線で通信可能位置に中継局を、該中継局から遠く離れた安全な場所に基地局を設置する。前記検知センサは、前記サブ中継局から又は他の検知センサから発射された超音波を受信時に作動し、計測データを所定時間間隔でサブ中継局に無線送信すると共に、実際に地すべりが発生して変位した時には連続的に計測と送信を行い、更に他から超音波を受信した時には自らも他の検知センサに向けて超音波を発射する。サブ中継局は各検知センサからの計測データを受け取り中継局に送信し、中継局は該データを基地局に送信し、基地局は該データを記録、分析する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
山腹における地すべりが発生する可能性がある地域に、その地域全体に亘って、隣接する検知センサ同士が夫々発射する超音波を受信することが可能な範囲において所定の間隔をとって固定設置する所要数の検知センサと、山腹における前記検知センサの一群から、その発射した超音波を各検知センサが受信することが可能な範囲において所定の距離はなれた位置に固定設置するサブ中継局と、山の頂上等の地すべりが発生する可能性がなく且つ電波が遠方まで届く位置であり、更に前記サブ中継局との通信に小出力の無線装置で足りる距離の範囲内に固定設置した中継局と、前記中継局から遠く離れた安全な場所に設置した基地局とからなり、 前記検知センサは、前記サブ中継局から発射された超音波又は他の検知センサから発射された超音波を受信したときに作動し、磁気方位センサ、X軸加速度センサ、Y軸加速度センサ、Z軸加速度センサ、水分計等による計測データを所定時間間隔で前記サブ中継局に無線送信すると共に、実際に地すべりが発生して変位したときには連続的に計測と送信を行い、更に前記サブ中継局から発射された超音波又は他の検知センサから発射された超音波を受信したときには自らも他の検知センサに向けて超音波を発射するよう構成し、 前記サブ中継局は、前記中継局からの前記検知センサへの起動指令があったときに、前記各検知センサに向けて超音波を発射し、また前記各検知センサからの計測データを受け取ると共に受け取った計測データを前記中継局に無線送信するよう構成し、 前記中継局は、自身が備えた雨量計の計測結果に基いて緊急指令を発令するとき又は基地局からの検知センサの起動指令が出たときに、前記サブ中継局に対して各検知センサを作動させるよう無線により指令し、また前記サブ中継局からの計測データを受け取ると共に受け取った計測データを前記基地局に無線或いはケーブルにより送信するよう構成し、 前記基地局は、前記中継局から送信された計測データを受信し、これを記録すると共に分析し、また前記各検知センサの正常な作動を確認するために、中継局に対して全検知センサの起動指令を出すよう構成してなる地すべり検知システム。
IPC (3件):
G01D 21/00 ,  G08C 17/00 ,  E02D 17/20
FI (3件):
G01D21/00 D ,  G08C17/00 Z ,  E02D17/20 106
Fターム (31件):
2D044EA07 ,  2F073AA01 ,  2F073AA19 ,  2F073AB01 ,  2F073AB04 ,  2F073AB05 ,  2F073AB12 ,  2F073BB01 ,  2F073BC02 ,  2F073BC05 ,  2F073CC01 ,  2F073CC11 ,  2F073CC14 ,  2F073CD04 ,  2F073DD02 ,  2F073DE11 ,  2F073EE11 ,  2F073FF01 ,  2F073GG01 ,  2F073GG04 ,  2F076BA18 ,  2F076BB09 ,  2F076BD01 ,  2F076BD13 ,  2F076BD15 ,  2F076BD17 ,  2F076BD19 ,  2F076BE01 ,  2F076BE07 ,  2F076BE18 ,  2F076BE20

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