特許
J-GLOBAL ID:200903072963857230

包装容器用Al-Mn系アルミニウム合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125391
公開番号(公開出願番号):特開平6-316749
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 深絞り用のキャップ成形が容易にできる低方向性を有し、また容器製品の美観を著しく阻害することになる表面模様のないきれいな圧延仕上り面を有しており、中程度の強度が必要とされる包装容器用アルミニウム合金板の製造方法を提供する。【構成】 Si:0.1〜0.6%、Fe:0.2〜0.7%、Cu:0.05〜0.2%、Mn:0.8〜1.5%及びZn:0.1%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物よりなるAl-Mn合金の鋳塊に480〜600°Cで2〜24時間の均質化処理を施した後、熱間圧延により1.8〜5.0mm厚さとし、熱間圧延終了後、焼鈍することなく冷間圧延を行い、この冷間圧延工程の途中に冷間加工率を変えて2回の急速加熱による加熱処理を実施することにより、マクログレーンサイズが100μm以下で、且つミクログレーンサイズが20μm以下であって表面模様がなく、40%絞り率での耳率が+2.0%以下で引張強さが14〜18kgf/mm2を有する冷延板を得ることを特徴としている。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、Si:0.1〜0.6%、Fe:0.2〜0.7%、Cu:0.05〜0.2%、Mn:0.8〜1.5%及びZn:0.1%以下を含有し、残部がAl及び不可避的不純物よりなるAl-Mn合金の鋳塊に480〜600°Cで2〜24時間の均質化処理を施した後、熱間圧延により1.8〜5.0mm厚さとし、熱間圧延終了後、焼鈍することなく冷間圧延を行い、この冷間圧延工程の途中に冷間加工率を変えて2回の急速加熱による加熱処理を実施することにより、マクログレーンサイズが100μm以下で、且つミクログレーンサイズが20μm以下であって表面模様がなく、40%絞り率での耳率が+2.0%以下で引張強さが14〜18kgf/mm2を有する冷延板を得ることを特徴とする包装容器用Al-Mn系アルミニウム合金板の製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/04 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/00

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