特許
J-GLOBAL ID:200903072966111212

アレーアンテナの制御方法及び制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217321
公開番号(公開出願番号):特開平6-196921
出願日: 1993年09月01日
公開日(公表日): 1994年07月15日
要約:
【要約】【目的】 受信信号と送信信号の各周波数が異なっていても送信信号の放射パターンを適応制御することができるアレーアンテナの制御方法及び制御装置を提供する。【構成】 アレーアンテナの複数M個のアンテナ素子で受信された複数M個の受信信号と形成すべき所定の複数N個のビームの各主ビームの方向と、受信周波数とに基づいて複数N個のビーム電界値を演算し、それらの中でしきい値以上のビーム電界値のみを選択して出力し、出力されるビーム電界値に基づいて主ビームを希望波の到来方向に向けかつ不要波の到来方向の受信レベルを零にするような受信信号に対する複数N個のウエイトを演算し、各ウエイトと送信周波数とに基づいて主ビームを希望波の到来方向に向けかつ不要波の到来方向の送信レベルを零にするような送信信号に対する複数M個の移相量と複数M個の振幅量のうちの少なくとも一方を演算して設定することによって送信信号の放射パターンを制御する。
請求項(抜粋):
所定の配置形状で近接して並置された所定の複数M個のアンテナ素子からなるアレーアンテナを制御するための制御方法であって、上記アレーアンテナの各アンテナ素子でそれぞれ受信された複数M個の受信信号と、希望波を所定の放射角度の範囲で受信できるように予め決められた形成すべき所定の複数N個のビームの各主ビームの方向と、受信信号の受信周波数とに基づいて、上記複数N個のビーム電界値を演算する第1のステップと、上記演算された上記複数N個のビーム電界値を所定のしきい値と比較することによって、当該しきい値以上のビーム電界値のみを選択して出力する第2のステップと、上記選択されて出力されるビーム電界値に基づいて上記アレーアンテナの主ビームを希望波の到来方向に向けかつ不要波の到来方向の受信信号のレベルを零にするような上記複数N個のビームにそれぞれ対応する、受信信号に対する複数N個のウエイトを演算する第3のステップと、上記演算された受信信号に対する複数N個のウエイトと送信信号の送信周波数とに基づいて、上記アレーアンテナの主ビームを希望波の到来方向に向けかつ不要波の到来方向の送信信号のレベルを零にするような上記各アンテナ素子に対応する、送信信号に対する複数M個の移相量と複数M個の振幅量のうちの少なくとも一方を演算して設定することによって、上記アレーアンテナの送信信号の放射パターンを制御する第4のステップとを含むことを特徴とするアレーアンテナの制御方法。
IPC (5件):
H01Q 3/26 ,  G01S 7/02 ,  G01S 7/28 ,  G01S 7/36 ,  H01Q 3/38
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-167287
  • 特開昭61-087401
  • 特開昭63-166305

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