特許
J-GLOBAL ID:200903072979100325

中空円筒形永久磁石含有回転子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-512555
公開番号(公開出願番号):特表平8-503358
出願日: 1993年06月16日
公開日(公表日): 1996年04月09日
要約:
【要約】巻線なしで中心長手軸(18)の廻りに回転可能であって、長手軸方向に延びる回転可能な本体とこの本体上に同軸に装着される円環体磁石(58)とを有しているダイナモ電気機械(10)の回転子(14)は、回転子(14)に対する励磁を準備する構造となっている。回転可能な本体は、円周方向に間隔を保って中間配置される凹み(26)を隨伴する円周方向に間隔を置いた配置の軸方向に延びる突極(28)の第1の組と、軸方向に逆配置の同様な突極(28)の第2の組とを備える。円環体磁石(58)は突極(28)の第1の組と第2の組との間の本体上に同軸に装着される。第2の円環体磁石(158)も又、本体上に装着され得て、磁性スペーサ(161)が両円環体磁石(58,158)の間に配置され得る。
請求項(抜粋):
1.長手軸方向に長く延びる回転可能な本体と、該本体上に同軸に装着される単一円環体磁石と、を備える中心長手軸周りに回転可能なダイナモ電気機械用の巻線なし回転子。3.軸上の1つの位置にある、円周方向に間隔を保って中間配置される凹みを隨伴する円周方向に間隔を置いた配置の軸方向に延びる突極の第1の組と、軸上の反対側の位置にある、円周方向に間隔を保って中間配置される凹みを隨伴する円周方向に間隔を置いた配置の軸方向に延びる突極の第2の組とを含有する長手軸方向に長く延びる回転可能な本体と、 前記円周方向隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組との間の前記本体上に装着の同軸方向に向けられた、対向配置の側面同士が逆極性にされてなる第1と第2の円環体磁石と、を備える、中心長手軸周りに回転可能なダイナモ電気機械用の巻線なし回転子。4.前記第1と第2の円環体磁石の間の前記本体上に、同軸方向に向けられる磁性スペーサが更に備えられてなる、請求項3に記載した回転子。8.前記長手軸方向に長く延びる回転可能な本体が1本の軸を備え、該軸は1端部に第1のカラーを有し、前記中間に凹みを隨伴する円周方向に隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組とが前記軸上に装着され、前記第1の円環体磁石と第2の円環体磁石と磁性スペーサとが前記軸の反対側の1端部に配置されたねじ部にねじ込まれる第2の保持カラーにより前記突極の第1の組と第2の組との間に保持されてなる、請求項4に記載した回転子。10.回転子の廻りで長く延びる中空の中央部分を有する非磁性の巻き枠状構造体を備える固定子組立品を備え、 長手軸方向に長く延びる回転可能な本体と、該本体上に同軸に配置されて2以上存在する場合に対向する側面同士が逆極性配置にされた1以上の円環体磁石とを備える巻線無し回転子を更に包含し、 前記巻き枠状構造体が、前記中央部分の夫々の端点から長手軸に対して外半径方向に延びて長手軸方向には間隔を保つ配置の端部と、該巻き枠状構造体端部によって支持され一般に云われるC型形状を有して長手軸方向に延びる円周方向分布配置の複数の電機子鉄心と、を有してなるダイナモ電気機械。11.前記長手軸方向に長く延びる回転可能な本体が、円周方向に間隔を保って中間配置される凹みを隨伴する円周方向に間隔を置いた配置の軸方向に延びる突極の第1の組と、軸上の反対側の位置にある、円周方向に間隔を保って中間配置される凹みを隨伴する円周方向に間隔を置いた配置の軸方向に延びる突極の第2の組とを備え、1以上の円環体磁石が該円周方向に隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組との間の前記本体上に同軸に配置されてなる、請求項10に記載したダイナモ電気機械。12.前記1以上の円環体磁石が前記本体上に同軸に配置される第1と第2の円環体磁石を備え、該第1と第2の円環体磁石の対向する側面が逆極性を有してなる、請求項11に記載したダイナモ電気機械。13.前記第1と第2の円環体磁石の間の前記本体上に同軸に配置される磁性スペーサが更に備えられてなる、請求項12に記載したダイナモ電気機械。14.1対の磁性スペーサが前記本体上に更に備えられ、前記1以上の円環体磁石が該本体上の磁性スペーサ間に配置されてなる、請求項11に記載したダイナモ電気機械。15.前記長手軸方向に長く延びる回転可能な本体が1本の軸を備え、該軸は1端部に肩部を有し、前記中間に配置される凹みを隨伴する円周方向に隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組とが前記軸の心棒部上に支持される第1と第2のカラーの部分を構成し、前記1以上の円環体磁石と磁性スペーサとが前記軸の心棒部の前記肩部の反対側の端部に配置されたねじ部にねじ込まれる保持カラーにより前記突極の第1の組と第2の組との間に保持されてなる、請求項14に記載したダイナモ電気機械。16.前記長手軸方向に長く延びる回転可能な本体が1本の軸を備え、該軸は1端部に肩部を有し、前記中間に配置される凹みを隨伴する円周方向に隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組とが前記軸の心棒部上に支持される第1と第2のカラーの部分を構成し、前記1以上の円環体磁石が前記軸の心棒部の前記肩部の反対側の端部に配置されたねじ部にねじ込まれる保持カラーにより前記第1と第2のカラーの間に保持されてなる、請求項11に記載したダイナモ電気機械。17.前記長手軸方向に長く延びる回転可能な本体が1本の軸を備え、該軸は1端部に肩部を有し、前記中間に配置される凹みを隨伴する円周方向に隔離配置の軸方向に延びる突極の第1の組と第2の組とが前記軸の心棒部上に装着され、前記第1の円環体磁石と第2の円環体磁石と磁性スペーサとが前記軸の反対側の1端部に配置されたねじ部にねじ込まれる保持カラーにより前記突極の第1の組と第2の組との間に保持されてなる、請求項13に記載したダイナモ電気機械。
IPC (3件):
H02K 1/27 501 ,  H02K 1/22 ,  H02K 21/18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-195343
  • 特開昭63-077362
  • 特開平3-124238

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