特許
J-GLOBAL ID:200903072979868800

吸収式冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301475
公開番号(公開出願番号):特開平7-158993
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】冷房負荷の変化時のみならず種々の圧力変動要因に対応して適正な溶液循環量を決定する。【構成】冷房負荷の変化時は、回転数変更手段9により最初に負荷検出手段7で検出する冷房負荷の大小に応じて溶液ポンプ6の回転数を変更し、後に、遅延して起こる圧力変化に対応させて、回転数補正手段10により高温発生器3と低温発生器4又は凝縮器5との圧力差に見合って変更後の回転数を補正する。冷房負荷が変化しないときには、回転数補正手段10により直ちに高温発生器3と低温発生器4との差圧に見合って溶液ポンプ6の回転数を補正する。こうして、高温発生3の供給液量と排出液量とをバランスさせ、溶液循環量を適正値にする。
請求項(抜粋):
冷媒を蒸発させて冷房負荷に供給する冷熱を取り出す蒸発器(1)、該蒸発器(1)で蒸発した冷媒を溶液に吸収させる吸収器(2)、該吸収器(2)で冷媒を吸収した稀溶液から冷媒を発生させる高温発生器(3)、該高温発生器(3)で再生された中間濃度溶液から冷媒を発生させる低温発生器(4)及び各発生器(3,4)で発生した冷媒を凝縮させる凝縮器(5)を備え、前記吸収器(2)と高温発生器(3)との間に回転数を可変とした溶液ポンプ(6)を設けた吸収式冷凍機において、冷房負荷を検出する負荷検出手段(7)と、前記高温発生器(3)と低温発生器(4)又は凝縮器(5)との間の差圧を検出する差圧検出手段(8)と、前記負荷検出手段(7)の検出値の大小に応じて前記溶液ポンプ(6)の回転数を増減変更する回転数変更手段(9)と、前記負荷検出手段(7)の検出値が変化したときには前記回転数変更手段(9)で回転数を変更した後に、前記負荷検出手段(7)の検出値がほぼ一定のときには直ちに、前記差圧検出手段(8)の検出値の大小に応じて前記溶液ポンプ(6)の回転数を増減補正する回転数補正手段(10)とを設けたことを特徴とする吸収式冷凍機。

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