特許
J-GLOBAL ID:200903072983412307
アンテナの励振定数測定装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-176043
公開番号(公開出願番号):特開平11-023633
出願日: 1997年07月01日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 各素子アンテナの励振電流又は励振電圧の相対振幅及び位相を推定する際に、測定に要する時間が少なくて済み、その結果、追従性が向上し相対振幅及び位相を常時高い精度で推定できるアンテナの励振定数測定装置を得る。【解決手段】 信号発生器3からのランダムディジタル信号x1,x2,・・・,xMをそれぞれ各素子アンテナ11,12,・・・,1Mから空間に放射し、対向アンテナ5で受信しそれらの電波の合成波d(i)を得る。一方、上記ランダムディジタル信号を適応フィルタ10に入力させ、上記合成波d(i)と上記適応フィルタ出力の誤差信号が最小になるように適応フィルタの複素荷重w1,w2,・・・,wMを調節し、該当する各素子アンテナの相対振幅及び位相量の推定値として出力する。
請求項(抜粋):
複数のディジタル信号を発生する信号発生手段と、上記複数のディジタル信号をそれぞれデジタルアナログ変換する複数のデジタルアナログ変換器と、上記複数のデジタルアナログ変換器を介した出力に基づき励振された送信波をそれぞれ放射させる複数の素子アンテナでなるアレーアンテナと、上記アレーアンテナからの送信波を受信する対向アンテナと、上記対向アンテナからの出力をアナログデジタル変換するアナログデジタル変換器と、上記複数のディジタル信号に対応して、入力される誤差信号に基づいた評価関数を最小にする複数の複素荷重をそれぞれ求めると共に、上記複数のディジタル信号に対応する複素荷重をそれぞれ乗算して合成した合成信号を出力する適応フィルタと、上記アナログデジタル変換器の出力から上記適応フィルタから出力される合成信号を減算して誤差信号を求めて上記適応フィルタに与える減算手段とを備え、上記適応フィルタは、上記複数の複素荷重に基づいて上記アレーアンテナの対応する各素子アンテナの励振電流または励振電圧の相対的な振幅及び位相をそれぞれ求めることを特徴とするアンテナの励振定数測定装置。
IPC (2件):
FI (3件):
G01R 29/10 D
, G01R 29/10 C
, H01Q 3/26 Z
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