特許
J-GLOBAL ID:200903072984670385

作用物質放出が制御される層状薬剤およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-100965
公開番号(公開出願番号):特開平10-287589
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 作用物質を含有する核とフィルム外殻または海綿状マトリックス構造からなる従来の薬剤に替わる、新規の薬剤を提供する。【解決手段】 作用物質を含有するポリマーフィルムを巻かいた、または折り畳んだ層からなる層状薬剤が、巻かれた、または折り畳まれた状態での表面積は最大でその全表面積の25%であり、かつ消化液中でその形を比較的長い時間維持し、含有されている作用物質の少なくとも30%はその状態で放出されるように、層が互いに接着していることを特徴とする、制御された作用物質放出を有する層状薬剤により解決される。
請求項(抜粋):
製薬学的作用物質を含有するポリマーフィルム(1)を巻いた、または折り畳んだ層からなる、作用物質放出が制御される層状薬剤において、作用物質を含有するポリマーフィルムの外側の、消化液に達する表面積が、巻かれた、または折り畳まれた状態で、最大で該フィルムの全表面積の25%であり、かつ層状薬剤がUSP23、方法A、装置2による、人工胃液中37°Cおよび50rpmでの放出試験において、該フィルムを巻いた、または折り畳んだ形を少なくとも1時間にわたり維持し、かつ含有されている作用物質の少なくとも30%が、巻かれた、または折り畳まれた状態で放出されるように、巻かれた、または折り畳まれた層が互いに接着していることを特徴とする、ポリマーフィルムを巻いた、または折り畳んだ層からなる、作用物質放出が制御される層状薬剤。
IPC (3件):
A61K 47/30 ,  A61K 9/00 ,  A61K 9/70 379
FI (4件):
A61K 47/30 C ,  A61K 47/30 Z ,  A61K 9/00 W ,  A61K 9/70 379

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