特許

J-GLOBAL ID：200903072988565314

表面実装型サージ吸収素子

発明者： 安保 多美子
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-067716
公開番号（公開出願番号）：特開2000-268935
出願日： 1999年03月15日
公開日（公表日）： 2000年09月29日
要約：

【要約】【課題】 容易に製造でき、その上、信頼性が向上した表面実装型サージ吸収素子を提供すること。【解決手段】 本発明のサージ吸収素子は、内部に放電空間1を備えた絶縁性セラミック中間層2と、この中間層2の両面に放電空間を介して交互に向かい合う一対の内部電極層3と、この内部電極層3の両面に形成された絶縁性セラミック外部層4と、中間層2と外部層4の端部に内部電極層3に接続する外部電極5を備える。中間層2および外部層4として、Al2O3、SiO2およびMgO2の少なくとも1種以上を主成分とするアルミナ、ムライト、ステアタイト、フォルステアタイト、コーディエライトおよびガラスから選ばれた少なくとも2種以上を含む複合セラミックスを用い、中間層2は、外部層4より低温で焼結密度が大きい。

請求項（抜粋）：

内部に放電空間を備えた絶縁性セラミック中間層と、該中間層の両面に放電空間を介して交互に向かい合う一対の内部電極層と、該内部電極層の両面に形成された絶縁性セラミック外部層と、前記中間層と前記外部層の端部に内部電極に接続する外部電極を備えた表面実装型サージ吸収素子であって、前記中間層および前記外部層として、Al2O3、SiO2およびMgO2の少なくとも1種以上を主成分とするアルミナ、ムライト、ステアタイト、フォルステアタイト、コーディエライトおよびガラスから選ばれた少なくとも2種以上を含む複合セラミックスを用い、前記中間層は、前記外部層より低温で焼結密度が大きい複合セラミックスであることを特徴とする表面実装型サージ吸収素子。