特許
J-GLOBAL ID:200903072997815200

工具交換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-097497
公開番号(公開出願番号):特開平9-253968
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】簡単な機構で部品点数も少なく、制御が容易で短時間に工具を着脱することが可能な工具交換装置を提供する。【解決手段】主軸110を工具交換装置10に接近させると、工具ホルダ108が第1着脱部52aの把持爪90a、90bに係合する。さらに主軸110が工具交換装置10に接近すると、スライダ54が矢印D方向に摺動し、連結部材74が矢印G方向に変位して工具ホルダ108は主軸110から取り外される。係合爪70が溝部26の当接面28より上方に変位すると、スライドベース38は第1シリンダ16の付勢作用下に摺動し、第2着脱部52bが第2シリンダ18によって付勢される位置に変位する。次に、第2シリンダ18を矢印E方向に付勢しておき、主軸110を矢印E方向に変位させると、連結部材74が矢印F方向に変位して工具ホルダ108が主軸110に装着される。
請求項(抜粋):
加工装置の主軸に工具を着脱するための工具交換装置において、枠部材と、前記枠部材に設けられ、前記主軸の軸線方向に対して相対的に直交する方向に変位自在なスライドベースと、前記スライドベースに設けられたカム部と、前記スライドベースをその変位方向に付勢させる第1付勢手段と、前記スライドベースに設けられ、前記主軸に相対的に接近または離間する方向に変位自在な2つのスライダと、前記スライダのうち、いずれか一方を前記主軸に相対的に接近または離間する方向に付勢する第2付勢手段と、夫々のスライダに設けられたクランク機構と、前記クランク機構に設けられ、前記カム部に係合して前記クランク機構の回動制御および前記スライダの変位制御を行い、前記枠部材に設けられた当接面に係合して前記スライドベースの変位制御を行う係合爪と、前記クランク機構によって変位自在に構成される連結部材と、前記連結部材に設けられ、工具に係合自在な把持爪と、前記連結部材に設けられ、前記主軸に当接押圧される押圧部材と、を備えることを特徴とする工具交換装置。

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