特許
J-GLOBAL ID:200903073001509066
心臓の切除のためのフェーズドアレイ超音波システム及び方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-518193
公開番号(公開出願番号):特表2000-500038
出願日: 1996年10月22日
公開日(公表日): 2000年01月11日
要約:
【要約】患者について相対的に非侵入性の心臓切除を行うための超音波システム及び方法。本発明のシステムは、患者の外部に位置すべきフェーズドアレイを形成する複数の超音波トランスジューサを備えている。このアレイは所定の心臓組織容積を切除するのに十分なエネルギーの集束したビームを生成する。このシステムはビームを再集束することができて、アレイ及び治療容積の間の同質でない体の組織を通してビームが伝達されるときに、ビームが出くわす音波の異常が考慮されると共に、システムの動作を妨害しないようになっている。ビームを再集束するために、このシステムは異常によって引き起こされる位相分布を検出するセンサを備えて、制御装置が補償用駆動位相分布を計算すると共に、アレイを駆動できるようになっている。このシステムはまたビームの位置の実時間補正を考慮して、ビームが動く心筋の目的容積に追従することができるようになっている。
請求項(抜粋):
患者について心臓切除を行う超音波システムにおいて、 患者の体に関する外部位置決めに適合したアレイであって、集束した超音波ビームとして超音波エネルギーを生成することができる複数の超音波トランスジューサを備え、前記ビームが患者の所定の心臓組織容積を切除するのに十分なエネルギーである前記アレイと、 前記トランスジューサのうちの個々のものによる整相超音波の生成を制御する整相電気制御信号を生成する制御手段であって、前記超音波が協動して前記ビームを形成してなる前記制御手段と、 前記制御手段及び前記トランスジューサに結合して前記トランスジューサを駆動する駆動手段であって、前記制御信号を増幅すると共に、整相電気電流の個々のチャンネルを生成し、前記電気電流が前記制御信号に従って前記トランスジューサの個々のものに印加されてなる前記駆動手段と、 前記アレイ及び前記所定の心臓組織容積間の同質でない組織に起因する音波の異常によって再集束した後に前記ビームを再集束する焦点補正手段であって、前記超音波が前記異常に出くわした後に前記トランスジューサによって生成される前記超音波を検出するセンサー手段を備え、該センサー手段が前記制御手段に結合されると共に、前記異常を示すフィードバック信号を前記制御手段にもたらすことによって、前記制御手段が補償用制御信号を決定してこれらの信号を前記駆動手段に伝達し、前記駆動手段が前記所定の心臓組織容積上に再集束したビームを生成し形成するように前記補償用制御信号に応答して前記トランスジューサを駆動して、前記超音波異常を補償すると共に、心臓切除を行うことができるようにする前記焦点補正手段と、を具備したことを特徴とする前記超音波システム。
IPC (4件):
A61B 18/00
, G10K 11/30
, G10K 11/34
, H04R 17/00 332
FI (4件):
A61B 17/36 330
, G10K 11/30 A
, G10K 11/34
, H04R 17/00 332 Y
引用特許:
審査官引用 (3件)
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超音波治療装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-053507
出願人:株式会社東芝
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超音波治療装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-074430
出願人:株式会社島津製作所
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超音波治療装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-261420
出願人:株式会社東芝
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