特許
J-GLOBAL ID:200903073003579959

燃料電池システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-193568
公開番号(公開出願番号):特開平6-036786
出願日: 1992年07月21日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 電池セルの寿命は従来と同じに保ちながら、燃料電池の排熱によって運転される吸収式冷凍機の成績係数を高くするようにした燃料電池システムを提供する。【構成】 燃料電池3の電池冷却水の熱エネルギーを利用して運転される吸収式冷凍機21の冷凍機冷却水温度を冷凍機冷却水温度検出手段30で測定し、コントローラ31に入力する。コントローラ31は、冷凍機冷却水温度から最適な燃料電池3の電池冷却水の温度設定値を計算し、この温度設定値になるように吸収式冷凍機21に供給する水蒸気流量を水蒸気流量制御弁6の弁開度で制御する。これにより、燃料電池の電池冷却水の温度を吸収式冷凍機の冷却水温度に応じて変化させ、年間を平均しての劣化を同じにして寿命は従来と同じ値を保ちながら、年間を通しての吸収式冷凍機21の成績係数を高める。
請求項(抜粋):
水素と酸素を反応させて電気エネルギーと熱エネルギーを発生させる燃料電池と、該燃料電池の熱エネルギーを利用して冷房を行う冷凍機とから構成される燃料電池システムにおいて、前記燃料電池の電池冷却水温度検出手段と、前記燃料電池の電池冷却水温度制御手段と、前記冷凍機の冷却水温度検出手段と、前記冷凍機冷却水温度検出手段からの検出信号を入力として電池冷却水の温度設定値を演算し前記電池冷却水温度検出手段で検出した電池冷却水温度と前記温度設定値の偏差がなくなるように前記電池冷却水温度制御手段に制御信号を出力する機能をもったコントローラとを、設けたことを特徴とする燃料電池システム。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  F25B 27/02 ,  H01M 8/00

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