特許
J-GLOBAL ID:200903073009627351

車両用ターンレバースイッチ装置のキャンセル機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045847
公開番号(公開出願番号):特開平10-236225
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 いわゆるレバーの食いつき時における機構の破壊を防止するための構成の簡単化を図る。【解決手段】 ステアリングシャフト回りに一体的に回転するキャンセルカム12を設ける。スイッチベース13内に、ターンレバー16の操作により中立位置、右折指示位置、左折指示位置に回動変位されターンシグナルスイッチを動作させるブラケット14を設ける。ブラケット14の回動に節度を付与する節度機構20を設ける。スイッチベース13内に、ブラケット14が右折指示位置あるいは左折指示位置にあるときにキャンセルカム12のカム突部12aの回転軌跡F内に突出するラチェット22を設ける。ラチェット22の回動力をブラケット14に伝達するためのバックプレート21を、弾性変形可能に構成すると共に、ブラケット14に一体に設ける。
請求項(抜粋):
ステアリング軸回りに一体的に回転するように設けられたキャンセルカムと、ステアリングコラムのスイッチベースに回動可能に支持されターンレバーが操作されることにより左折指示位置,中立位置,右折指示位置の間で回動変位されるブラケットと、このブラケットの各位置を所定の保持力で保持する節度機構と、前記ブラケットに設けられたバックプレートと、前記ブラケットが左折指示位置あるいは右折指示位置に位置されているときに前記キャンセルカムがその指示方向とは反対方向に回転されるとそのキャンセルカムからの力を前記パックプレートに伝達して前記ブラケットを前記節度機構の保持力に抗して中立位置に復帰させるラチェットとを具備するものであって、前記バックプレートを弾性変形可能に構成することにより、前記ラチェットから前記バックプレートに過大な力が作用したときに弾性変形してその力を吸収するようにしたことを特徴とする車両用ターンレバースイッチ装置のキャンセル機構。

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