特許
J-GLOBAL ID:200903073015557977

斜張橋斜材ケーブルの制振方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-136785
公開番号(公開出願番号):特開平8-326013
出願日: 1995年06月02日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 斜張橋の斜材ケーブルのウェイクギャロッピング、レインバイブレーション、渦励振などのあらゆる振動を効果的に抑制する。【構成】 シリンダ・ロック式の拘束・解放装置4の一端を主桁2に固定し、他端を斜材ケーブル3に固定する。最初は拘束解放状態にあり、風などの外乱に対し、斜材ケーブル3は定着部を端部とした長さLの弦の振動をしている。振幅が設定値に達すると、コントローラ6からの指令で、拘束・解放装置4が斜材ケーブル3の変位を拘束する。拘束により、斜材ケーブル3は、装置設置点を端部とした長さ(L-a)の弦の振動をすることとなり、装置設置点を節とした振動モードで振動するが、装置設置点で斜材ケーブル3にかかる力が設定値に達したら、斜材ケーブル3の拘束を解放することで、高次振動を発生させて、1次モードのエネルギーを高次モードへと移行することができる。これにより、1次モードの振動が抑制される。
請求項(抜粋):
斜張橋の斜材ケーブルの所定位置に前記斜材ケーブルの変位を拘束する拘束手段を設け、外乱による前記斜材ケーブルの振動に応じて、前記拘束手段による斜材ケーブルの拘束または拘束の解放を行うことで、斜材ケーブルの振動モードを変化させて斜材ケーブルの振動を抑制することを特徴とする斜張橋斜材ケーブルの制振方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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