特許
J-GLOBAL ID:200903073022950110

同時二軸延伸装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-208964
公開番号(公開出願番号):特開2000-037772
出願日: 1998年07月24日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】ラインシャフト駆動の場合、電気制御が簡単であると言う利点はあるものの設置場所を広くとる、ラインシャフト用軸受け及び減速機等のメインテナンス費が高くつく、更にはコストダウンするには不要な装置を排除することが最も効果的であることからラインシャフトレス駆動方式が以前より要求されていた。【解決手段】リンクを駆動している左右出入り口のスプロケットを独立駆動させ、スプロケット位置をパルスゲージにて検知し個々の速度を比較計算しその偏差値を信号で送信しモータの回転数制御する。【効果】ラインシャフトレスにより設置場所が狭くなる又、部品点数が少なくなることからイニシャルコストは安価となりメインテナンスも容易となる。更には左右出入口の個個のスプロケットに作用する駆動力を管理することができ異常なリンク装置を特定することが可能となる。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂シート状物の両側端部を把持する複数の掴み装置をシート状物の両側端に配置した一対の無端リンク装置を設け、各無端リンク装置は折尺状に形成された複数個の等長リンク装置よりなり、シート状物の入口側スプロケットより駆動され、運動方向に末広がり状に配置されたガイドレールに案内されて掴みピッチを徐々に拡大することにより、シート状物を縦横二方向に同時に延伸させた後シート状物を外し、出口側スプロケットにより駆動されて、入口側スプロケットに戻るように構成された同時二軸延伸装置において、各無端リンク装置を駆動する入口側スプロケットおよび出口側スプロケットの少なくとも4個のスプロケットに対して個別に設けられ、対応するスプロケットを個別に回転駆動する少なくとも4個のモータと、各モータにそれぞれ設けられ、回転状態を示す信号を発生する少なくとも4個のパルスゲージと、各無端リンク装置を駆動する入口側スプロケットおよび出口側スプロケットであってその回転速度が延伸倍率を支配する入口側スプロケットおよび出口側スプロケットにそれぞれ設けられ、回転状態を示す信号を発生するパルスゲージと、各パルスゲージからの信号を処理して、上記少なくとも4個のモータ回転状態を制御する制御手段とからなることを特徴とした同時二軸延伸装置。
IPC (3件):
B29C 55/16 ,  B29K101:12 ,  B29L 7:00
Fターム (10件):
4F210AG01 ,  4F210AP20 ,  4F210AR09 ,  4F210AR20 ,  4F210QA02 ,  4F210QC07 ,  4F210QG01 ,  4F210QL02 ,  4F210QL04 ,  4F210QL16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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