特許
J-GLOBAL ID:200903073032808622

主鎖末端に官能基を有する重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田治米 登 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-074980
公開番号(公開出願番号):特開2001-261733
出願日: 2000年03月16日
公開日(公表日): 2001年09月26日
要約:
【要約】【課題】 幅広い種類のビニル化合物の重合に適用でき、得られる重合体の分子量を制御しつつ分子量分布を狭くすることが可能なリビングラジカル重合方法により、重合体主鎖末端部分にハロゲン原子を導入することなく、水酸基又は保護された水酸基等の官能基が導入された重合体を簡便に製造できるようにする。【解決手段】 遷移金属錯体及び有機ハロゲン化合物を含有するリビングラジカル重合開始剤系の存在下で、ラジカル重合性単量体をリビングラジカル重合させ、次いで生成した重合体のリビング末端に、リビングラジカル重合停止剤として特定のシリルエノールエーテルを反応させることにより重合体の主鎖末端に官能基を導入しつつリビングラジカル重合を停止させる。
請求項(抜粋):
遷移金属錯体及び有機ハロゲン化合物を含有するリビングラジカル重合開始剤系の存在下で、ラジカル重合性単量体をリビングラジカル重合させ、次いで生成した重合体のリビング末端に、リビングラジカル重合停止剤として一般式(1)【化1】CH2=C(-O-X)-A-Y-Z (1)(式中、Aは2つの結合手を有する芳香環を表し、Xはトリアルキルシリル基を表し、Yは単結合又は2価の基を表し、Zは保護されていてもよい水酸基を表す)で示されるシリルエノールエーテルを反応させることにより重合体の主鎖末端に官能基を導入しつつリビングラジカル重合を停止させることを特徴とする主鎖末端に官能基を有する重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 8/00 ,  C08F 4/26 ,  C08F 4/40
FI (3件):
C08F 8/00 ,  C08F 4/26 ,  C08F 4/40
Fターム (13件):
4J015CA04 ,  4J015EA00 ,  4J100AL03P ,  4J100BA03H ,  4J100BA77H ,  4J100CA01 ,  4J100CA31 ,  4J100HA55 ,  4J100HA61 ,  4J100HA62 ,  4J100HC33 ,  4J100HC84 ,  4J100HC90
引用特許:
出願人引用 (1件)

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